#08 Bump
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ギノさんと光ちゃんと当直勤務。
珍しく事件もなく半日が過ぎ、先に休んで良いとのお達しに宿舎に戻ろうとした時だった。
――縢くん、私と楽しいコト、しない?
瞬間想像したのとははっきり言ってかなり違うが、これは……
<この皿の具を入れればいいんだな?>
低い声が無駄に渋く響き、危うく豆腐を喉に詰まらせそうになる。
<おい、先に肉や魚介類を入れるやつがあるか!火が通りづらいものから入れるのが常識だ!>
<細かいことを…食いたいものから食えばいいだろう!>
「……っ…」
そんなコトより遥かに面白いかもしれない。
<いいか狡噛。ただでさえ執行官を擁する公安局は、粗暴な存在と思われているんだ。ここでお前が杜撰な鍋の作り方をすれば、ますます俺達のイメージが悪くなってしまう。>
<…わかったよ…煮えづらい野菜が先だな。>
「…何なんだお前ら…?」
凶暴な笑みを浮かべたコウちゃんに、顔を向け
「公開プレイか?」
『んー…kind of?』
笑って箸を降ってそれを流す光ちゃんに習い、片目を瞑って見せる。
「ギノさんのね。」