第四話
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小さく鼻を鳴らした焔珠が立ち上がり、『悟空』と口にしながら目元を拭った。
「何?」
『ここへ来ること、ちゃんと金蟬に言った?』
「うん、七つまでに戻れって言われた。」
視線を感じ、顔を上向ける。
「…何?」
「彼女は西王母の娘で、夜叉明王の姪御ですよ。」
「んなこた知ってるよ。」
「………なら、いいんですけど。」
「ケン兄、チャンバラやろー!」
外に向かって煙を吐き出した横顔に内心で笑い、腰を上げた。
誰に言って、いるんだか。
「おー。」
続