第参話
夢小説設定
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「何でこ「焔っ」
金蟬の横をすり抜けた悟空が、当然のように細い腕に飛びつく。
「貴女もサボりですか?」
『です。御久しぶり…でもないですねまだ?』
「覚えていて下さいましたか。」
「光栄です」と付け加えて胸に手を当てると、げほっと咽る音がした。
「………」
「失礼。」
「ねー焔!焔も野球やろーよー」
「俺は戻るぞ、仕事があるんでな。」
『そうですか。でも2人じゃ…』
シャランと澄んだ音が鳴り、華奢な細工を施された簪が柔らかく光る。
『先生と捲簾殿は、一緒に遊んで下さいます?』
「ええ勿論。」
微笑んで頷いた天蓬に、悟空が歓声を上げる。
「………おい」
「はい?」
「お前この間、知らねえっつったよな?」
「何のこ「知らねえっつったよな?」
「………。」