貴方へ
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どうしてとか、何のためにだとか
そんな事は、どうだっていいの。
笑った顔
怒った顔
泣いた顔
眠る、横顔。
あとはその手から伝わる温もりに、私の名前を呼ぶ、声だとか。
そういうものに代わる何かを、私は貴方にあげられた?
そういうものがくれる何かを、私は貴方に、伝えられた?
もし頷いてくれるなら、ひとつだけ。
ひとつだけ。
――生きて
たくさん食べて
いっぱい遊んで
しっかり寝て
泣いて、怒って、笑って。
貴方は――生きて。
生きて、生きて、生きて。
いつかまた巡り合える、その時まで。