第十七話
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掴んだ手は
「……最初に」
あの頃となんら変わっちゃいない
「手を…差し伸べたのは」
涙でぐしゃぐしゃになった顔
「お前の方だったな。」
「金蟬…?」
小さな手から伝わる
「――次は必ず…俺が」
温もりも
「俺がお前に手を差し出すから」
その頬に手を伸ばし、いつかのように髪を梳く。
「きっと差し出すから。」
そうして見た、俺を映す金晴眼も
「――…ああ…やっぱり
……太陽みてぇだ。」