第十七話
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「……金蟬!?」
腕を下ろし、声のした方に目をやる。
「何があったんだ……!?」
「俺は大丈夫だ。それより…見ろ。」
促すと、大きな瞳がさらに見開かれる。
「――!?扉が…開いてる!?」
「下界は目の前だ、走れるか悟空!!」
「――ん!!」
元気よく顎を引くその姿に笑み、自分も足を踏み出す。
――分かってるさ
俺達が向かうこの光の先に
「――悟空!!」
希望があるとは限らない
お前を苦しめるかもしれない
「……ッぐぬぅ…!!」
それでもただ伝えたいんだ
「……愚弄するなよ」
この俺にできる
「小鼠どもがぁあぁ!!」
すべてをかけて