第十七話
夢小説設定
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「――御報告申し上げます!!」
頭を下げて膝を着いた兵に、李塔天が向き直った。
「ここ天帝城地下実験房及び地下30階東棟にて謀反人・天蓬元帥、捲簾大将…」
声を詰まらせたように刹那押し黙った男が、再び顔を上げる。
「三の姫の討伐任務を完了した模様!!」
「討伐に当たった賀孟元帥・抄雨大将を含む第四部隊は壊滅状態との事です!!」
「………え?」
今、なんて
「ケン兄ちゃんと天ちゃんが…焔が――どうしたの?」
「………」
「……賀孟、抄雨までもが……」
何かが折れるような音がして、金蟬が苦しげに息を漏らす。
「たかだか小鼠二匹の卑しい命ごときが、我が朋友を次々と道連れにしおって…!!」
――……コレはな、指きりってんだ
「――うそだ」
大丈夫ですよ悟空、僕らはずっと、傍にいますから
俺と同じ色を宿して尚、優しく微笑む、黒。
「……そんなの