第十五話
夢小説設定
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「来るッ…がはあッ」
「!!」
弾かれた眼鏡が飛び、乾いた声を上げて割れる。
……あーあ、眼鏡
「ぐはッ」
だいぶ前にスペア買っておいた筈だけど
痺れるような手応えが奔った手首を無視して構えなおした、平青眼の、その先。
そういや最近見かけなかったな
赤が描く軌跡を後ろに残し、足を踏み出す。
――まぁそのうち出てくるか
いつものようにあの人が、僕の部屋を
掃除してくれた時にでも
先生
彼方で咲く淡い香りを、探した。