第十三話
夢小説設定
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「――ッ!!?」
声にならない驚愕に見開いた視界の中で、赤が流れる。
「がッ…ぐおおおお!!」
獣の様な絶叫が、耳を劈く。
「グルル…オオオ!!!」
舌打ちの直後響いたおぞましい音に、産毛が逆立つ。
「あがあああ!!!」
顔を押さえてよろめいた、その後ろ
「――敖潤ー!!!」
蹴り飛ばした背中が眼前から消え去り、巨腕が空を薙ぐ。
こちらを見た金晴眼に映る、自分は
「………捲簾大将」
下から届く声に、戻る。
「――捲簾!!お前も来るんだ!!!」
「……あー悪ィな」
ふわりと過ぎった、香り
「高い所は好きじゃねぇんだ。」