第5話 Revenge tragedy
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――ねぇ私達
貴女の為なら何でもできた
「私、悟能の手好きだな。」
その頬に添えた手が、暖かな掌に包まれる。
「指も長くてすごく綺麗。」
「ふふ」と笑う君を見て僕もきっと、同じ様に。
「男の人に綺麗って変かな?」
このままひとつになれたらいいね
貴女の為なら何にだってなれた。
「――逃げよう花喃!僕が守るから!」
僕が――
「…駄目よ悟能」
俯いたその下腹部から広がった赤い染みの上を
這っていく長い、身体。
「貴方の手、血まみれなんだもの。」