第4話 Overlap each other
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豪快な音を立てて切り落とされた足の1本が、地に触れた瞬間燃えるような音を立てて消え失せる。
「悪ィ、恩にきるぜ。」
「んなモンきるな。一時休戦てヤツか?」
「ありゃあー?」
舌足らずな声のした方を見やると、面白い光景が広がっていた。
「オイラ倒したと思ってたのになあ。」
「乗るな。」
「式神…!?あんな巨大な――」
「やはりアレは、貴女達が差し向けたものじゃないんですね。」
「だとしたらあの怪しげな易者は何者だ?」
休日のお父さんといった様相を呈した三蔵が、最もな問いを口にする。
「奴の目的は一体何だってんだよ。」
「……」
清一色――
あの思わせぶりな態度。
氷のような殺気。
そしておそらく――「!」
「ぐわッ!!」
「悟浄…」
「っ…つー!!」