第3話 Drop a bomb
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――おい
それだけかよ…。
「ッ…!!」
如意棒を手にしたその姿が、遠ざかっていく。
ゆっくりと反転する視界を満たす滲むような空とそこを過ぎる、赤。
――ああ……そうか……
「――紅ッ!」
”それだけ”なのか。
「紅孩児様…!!」
俺にはないと感じた”何か”――
自由・自信・自我…たったそれだけが、こいつらを強くする。
絶対的な力。
「紅孩児様…「来るな!」
駆け寄ってこようとする八百鼡を制し、唇を拭う。
「こいつの相手はこの俺だ。」
思えば自分が防戦一方で、血で顔を汚すなんて
「6発――だったな、今入ったのは。」
有り得ない。
「倍で返す。」
楽しそうな顔、しやがって。
「そぉこなくちゃ!」
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