第38話 Be lackig
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「――あとは、このルートがありますね。何だかんだ言って半分は来てますから、順調に行けば天竺までそう遠くない筈ですよ。」
広げた地図上で現在地を指さし、目的地までの旅程をなぞる。
「そうだな。余計な手間さえ取らなけりゃあ何の問題もない。」
「問題ない…ですかね。」
「何だ。」
「いいえ別に?それより…」
至近で漂う煙を、片手で追い払う。
「ちょっと吸いすぎじゃあありません?真っ白ですよ、部屋の中。」
「窓開けりゃいいだろうが。」
あまりな言いように無言で見つめるが、三蔵はこちらを見もしない。
いや――
言う程でもない。
こんなのは、茶飯なコト…なのに。
「コーヒー。」
ドン、と音を立ててポットを置くと、三蔵が差し出していたカップごと身を引く。
「どうぞ。」
「……おい、言いてぇ事があるなら……「いででででっ何しやがんだてめえ!!コラ!!」
ピーッピー!!!と甲高い声で鳴いたジープが、悟空の手を逃れてこちらへと飛んでくる。
「何やってるんですか悟空」
「遊んでやったのに噛みついたんだよ!!」
「寝てる処邪魔されたらジープだって怒りますよ。」
「…だって」
ぎゅう、と枕に半分顔を埋めるようにして口を尖らせるのに眉根を下げた。
「だって、つまんねーんだもん。」
「………」
「何かヘンだよ。なあ三蔵やっぱりさ…「黙れ。」
「それ以上無駄な事言うとブッ殺すぞ。」
「…ジープは広くなったけど、何か窮屈だ。」
「何語喋ってんだてめェは」