第38話 Be lackig
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「お前じゃなくて?」
やんわりと手を押しのけた春炯の、長い睫毛に縁どられた瞳が深く瞬く。
『……私は三仏神さまより、貴方達を助けるよう仰せつかっているの。』
「だから?」
『………?』
ワケが分からないという風に眉根を顰めるのに、笑う。
『…何がおかしいの。』
「いんや別に?男心ってモンが全ッ然分かってねェーなーって思ったダケー」
『…それこそ、今はそういう話をしているんじゃないと思うけど!』
羞恥に顔を赤らめるその顔を見返すと、その目が小さく見張られる。
不思議に思いながら、手近くにあったベッドに腰を下ろして灰皿を引き寄せた。
「…つーかよ、仮にあのカミサマっつー男倒してお前と戻ったとして、アイツ等が素直にまた俺をナカマに入れてくれるとは思えねーけどな。」
まず、半殺しにされるだろうとは思う。
とゆーか、自分ならそうする。
『知った事じゃないわよ、そんなの。』
「…お前ね」
顔を引きつらせて言うのを無視して、やおら春炯が外套を脱ぎ始める。
「で?どーするつもり?」
『どーするって?…気持ちは判るけど、焦ってこの暗闇の中森に入るのは無茶よ。あと数時間もそれば日が昇るから、それを待って「いやそーでなくて」
『ああ、そうよね。一晩部屋を貸してもらえないか聞いてくるわ。』
『少し待ってて』と言い残して、止める間もなくさっさと部屋を出ていくのを見送る。
「……まさかな」