第37話 blind faith
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「あ…」
木っ端みじんになった瓢箪を前に、銀閣がへなへなとへたり込んだ。
「――このクソ河童!!何しに来たんだよてめぇは!死ね!!」
「うっせえな!!これでアイツらが助かりゃ結果オーライだろぉが!!あぁ!?」
すたすた歩み寄ってきた三蔵に、まだ握り締めたままだった銃を毟り取られる。
「返せ。馬鹿の病原菌がうつる。」
「てめェが撃てっつったんだろーがよ!!」
「…どうしよう壊れちゃった」
途方に暮れた声に顔を見合わせると、三蔵の方が先に視線を逸らした。
「[神様]から貰った大事な物なのに…どうしよう怒られる」
「…なァ」
――ウゼぇんだ
「何で震えてんだ?」
似てるから。
「本当は怖ぇんだろうが。そのカミサマって奴が…見放されんのも疑うのも、怖ぇんだろ。」
いつかの、誰かに。
「…違う。[神様]は正しいんだ。[神様]は…」
怯えながら信じて――すがって
愛されたいだけで必死こいて
馬鹿みてぇに。
「……!!」
背筋を撫で上げる気配に、うぶ毛が逆立つ。
「な…ッ!?」
地を割った拳から、顔を上げた異形の咢から、咆哮が轟く。
「オォ オォオ!!」
「――銀閣!!」
「――チッ」
「そーだわ、こいつが居んの忘れてたぜ!」
錫杖を呼び出して体を開くと、表情に乏しいその眼がこちらに狙いを定める。
――弟がいるよ
すっごく仲がいいんだ