第37話 blind faith
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――あれ
光、そのもののように思えた。
だって
こんな所に子供がいるなんて
――大丈夫?
比喩ではなく、頭からつま先までその人は、キレイに輝いていたから。
「…[神様]だ。僕らは、瞬時にそう思いました。」
「カミサマ…?」
それまで黙って話を聞いていた茶色い髪の少年が、眉間に皺を寄せて呟く。
「まばゆい程の金色の髪に、真っ白でキレイな服…極限状態だった僕らには神様に見えたんです。」
おいで。
「その人は、僕らを自分の[お城]に連れていって世話してくれました。」
「僕らが欲しがる物は何でも与えてくれました。その人は…名前を教えてくれなかったから僕らは[神様]と呼んでいました。」
「――でも僕は、いつしか何となく怖くなってきたんです。まるで心がないみたいに…綺麗に微笑んでいるその[神様]の事が――」
言葉が、止まらない。
――逃げる?
何言ってんのさ銀閣…[神様]はいい人じゃんか?
「兄は…兄はとても純粋な性格で、[神様]を心から慕っていました。」
でもお兄ちゃん…僕怖いんだ……!!
「………」
…僕から逃げるの?
綺麗な手が、大写しになる。
悪い子だね
「――ッ!!」
苦痛と、自分のモノではないみたいな苦鳴が頭蓋に木霊す。
――銀閣 銀閣!!?
「おい!?」
大変だ――銀閣は悪い子だったから、こんな化け物になっちゃったんだよ。
違う
――どうすればいいの[神様]、どうしたら銀閣がもとどおりになるの…!?
違うよ僕――
――そうだね
……――僕…は