第36話 Wish
夢小説設定
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「さっさと終わらせよーぜ。てめーらにつき合ってるヒマねーんだよ!!」
銀弧が空を奔ると、それまで澄んでいた空気にたちまち血臭が満ちる。
「ぎゃあッ」
「ごあッ」
死角からの気配に腕を薙ぐと銃口の先から、骨の砕ける嫌な感触が手指を伝った。
「――おい」
背中合わせに口を開きながら周囲を見回すと、自ずと眉間に皺が寄る。
やっと半数強…
「元凶は貴様だ。残りは全部片付けろ。」
「ヤダー、三蔵様ったらもぉダウン?歳だねやっぱうっぉわ!?」
ガゥン、と硝煙の先を掠めた赤い髪が、翻る。
「てんめぇどさマギでオレを撃つんじゃねぇよクソボーズ!!」
「貴様が邪魔なんだよこのゴキブリ野郎!!」
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「おらぁあ!!」
「はあッ!!」
めいっぱい吹っ飛ばし、着地するよりも先にまた、ボコリと地面が割れる。
湧いて出る、という表現がまさにといったその光景に流れる汗を肩で拭う。
「だーッキリがねぇ!!」
「捕まったらその辺のガイコツさんの仲間入りですかね」と笑う八戒の息も荒い。
「なんか良い案ねーの春炯ー!!?」
つかず離れずの位置に立っている春炯が、腕を組む。
『…そうね……とりあえず…』
「「とりあえず?」」
『逃げましょう。』
言うなり走り出すのを、慌てて追いかける。
「お、おうッ」
「~、逃げると言ってもどこまで?」
『悟浄と三蔵が無事なら、外から出口を開いてくれる……かも?』
「ちょー不安。」
「………」