第3話 Drop a bomb
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「クソッ…誰の使いか知らねーけどよいい気になってンじゃねーぞ!!」
獲物目掛けて伸びていった錫杖が、耳障りな音を立てて弾かれた。
「!!なッ…!!」
自身の顔すれすれの位置で元に収まった刃に、悟浄が薄っすらと顔を青くする。
「~ちょっと待て!!あんなに頑丈な式神がいるかよ!?」
「何で出来てやがるんだ…?」
「危ない…よけて!!」
『きゃ』
咄嗟に側にいた春炯の腰に手を回して抱え上げ、かつ悟空を突き飛ばす。
「~っぶねーッ!!死ぬかと思ったマジでっ」
「しかしよォ、デカくて硬くて黒いなんて立派だねェダンナ♥」
「…お前よくこの状況で下ネタ吐けるな。」
『………』
「三蔵!魔天経文を…!」
「やっぱそれっきゃねえか。――悟空!!奴の注意をそらしとけ!」
「合点♥」
「おい春炯、何ぼけっと突っ立ってる!危ねェからこっち来い!」
『あ、うん。』