第30話 Always
夢小説設定
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「天の磐戸をブチ壊しましたねえ。」
「素直じゃねえなホント。三蔵サマったらテレ屋さん♥どわ!!?」
狭い室内に銃声が轟き、避けなければ確実に当たっていたであろう位置に弾痕が穿たれる。
「っぶねーなーこのサド坊主!!そのうちマジで当たるぞ絶対!?」
「お兄さん達、新しい包帯持って来たよー。」
「日頃の行いが良けりゃ当たんねぇよ。」
「てめぇにだきゃ言われたくねーなこの生臭世紀末坊主!そこどけ猿!!」
「ああ、有難うございます。」
「猿サルゆーな赤ゴキブリ河童!!」
「赤ゴキブリだぁあ!!?てめいつの間にそんな単語造りやがったこの」
「ゴキブリだからゴキブリっつってんだろが」
呆気にとられていた少年が、「にぎやかだね…」と呟く。
「るせぇよマメ猿」
「じゃあこの触角は何だよこの触「いててててバカひっぱんじゃねえって」
「うるせえっつってんだろぉが!!このバカコンビ!!」
「ええ。スミマセン、気にしないで下さい。」
いつの間にか自分の口元に笑みが昇っているのを自覚して、更に、深まる。
「いつもの事ですから。」