その眼の奥に見えたものを



「ただの人間を喰って、不死身になれると本気で思ってやがるのか。」



見つめ返す。



「今の貴様が不死身だという確証がどこにある？」



腕が少し重く感じるような気がしていたのを



「――試してみるか。」



「！や……」



思考がやけに、だるいような気がしていたのも



きっと



飛び散った赤が「ガッ……！」



「あがあぁあぁ！！」



「――ほー。不死身でも痛覚はあるらしいな。」



引き戻す。



「頭や心臓をブチ抜いたら、さぞかし痛いだろうぜ。」



「ヒッ…やめ…！！」



ガゥン「ぎゃああ！！」



――くだらねぇ。



ガゥン「ああッ」



くだらねぇんだよ。



ガゥン　ガゥン「がッ……！！」