第8話 Alive
夢小説設定
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「僕が、僕が殺したんです。」
「――え?」
乾いた声に振り向くのと、横っ面に衝撃が襲ったのはほぼ、同時。
違う。
正確にはちがったかもしんないけどでも
「……ッ!?」
だってなんで。
「――八戒…!?」
「無駄ですよ。」
信じられない想いで見たそこに立っているのは紛れも無く。
「彼はもう我の人形も同然です。」
キレーな瞳がまるで
まるでガラス玉みたいに。
「――ほら。」
切った様に歪んだ口元の横で振り上げられた八戒の手の中で、風が渦巻く。
「やめろ八戒ィ!!」
瞬きを忘れた一瞬を割ったのはでも
「!!?な…ッ」
悟浄の怒声じゃなくて。
ザザッと音を立てて着地した清一色が、驚愕を露に面を上げる。
「正気だったんですか…!?」