第8話 Alive
夢小説設定
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「…――おや、ちょっと深く入っちゃいましたか。」
せり上がってきた液体が、口を割って床を叩く。
「やはり人間は脆くていけませんねェ。」
ヒュウヒュウと漏れる喘鳴を遠く感じながら目にする鮮烈な、アカ。
「そんなに早く死なれたら面白味に欠けますよ?……ああそうだ。せっかくだから試してみましょうか。」
まるで縛られたようにそこから動かせない何もかもの向こうに朧に霞む、たおやかな影は。
――悟能…
ボトリと落ちてきた何かが重く身体を、湿らせていく。
「私が千人目かもしれませんよ
鼻腔を浸す金臭さを感じ取って小さく疼いた思考が
妖怪大量殺戮者さん。」
轟いた心音に
「おや、効き目ありですか。」
「――あッ」
震えるように遠のいた次の瞬間。
「はあッが…ッ!!」
ねぇ私達
花喃
「うごぁあぁああ」
「――はははッ素晴らしいですねェ!!久々にゾクゾクとしますよ!!」
花喃
「聞かせてくださいよ今の感想を!愛する女を犯した妖怪の仲間入りをした気分は…!!」
このままひとつになれたらいいね。
花喃――。