第7話 Dead
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「本当に彼のお友達が減ってしまいますねえ。」
「――やってみろよ。」
『――やってみなさいよ。』
半身を鮮血に染まらせた男の顔が、来る愉悦を堪えるように、歪む。
「――おいッ、この最低野郎!!三蔵と春炯に何かしてみろタダじゃ済まねえかんな!!」
「おやおや。お宅のペットは忠誠心が厚いですね。――しかし
風鳴りと共に飛んだ棒が、眼前を過ぎる。
「よく吠える。」
「!!――ッつ…!!」
「悟空…!?」
「立っているのもやっとの状態で、よく強がりが言えますねえ。」
低く笑う清一色から視線を外し、口元に手をあてる。
『悟空…』
「…お前本当に骨折してたのか。」
「だから最初っからそー言ってるだろ!?」
「うわあ、足変な方に曲がってる。」
あれでは悟空はもう動けまい。
「――三蔵、春炯。二手に別れましょう。」
「…フン、成程な…」
悟浄さんも恐らく昨夜の一件で本調子ではないだろう。
――だとしたら