第6話 Misty
夢小説設定
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『もういいんですか?』
「はい、大分。」
「ありがとうございます」と和やかな会話が交わされるのを眺めながら、着物の袂を合わせている三蔵に顔を寄せる。
「嫉妬深い男はモテねーぞ。」
「何の話だ。」
視線すら寄越さず腰紐を結ぶのに悪戯心をくすぐられ、口を開きかけた時。
「…あ?」
霧の向こうに揺らめいたシルエットに、目を凝らす。
「――!オイ!!あれ…」
「あーいたいた!!」
能天気な声が響き、懐っこい笑みがその顔に浮かぶ。
『悟空!!』
「置いてかれたと思ったぜー!」
「~ンだよ!何やってんだてめ~わよぉ!?」
「あいたたた!!」
ヘッドロックをキめて締め上げ、眉根を寄せる。
「このバカ猿!!」
「水取りに行ったはいーけど迷っちゃってよぉー」
「じゃ清一色にヤられたんじゃないんだな?」
「――悟空!」