BK交換日記 ~冬のドナタ~
ポップコーンとコーラ。
◆投稿日時:2015-12-08 21:06:00
胃腸は頑丈なはずなんだが今回はツラかった・・・
夕刻に腹痛は治まったが、ブロに「まだ寝ていろ」と言われ、結局丸2日間も寝ていた。
尤も昨日はトイレとベッドの往復だったが、今日はそうでもなく割とゆっくり寝れた。
ブロの手厚い看護のおかげだな。普段は冷たいがこういう時は優しくしてくれる。このギャップがとても魅力的でオレを虜にしてしまう・・・・夜もヤり始めて寝るまでは超優しい。だが朝になるとキャラ変しているのが時に悲しい。
オレが全快すればまたブロは冷たくなるのだと思うと、ずっと病人でいたくなる。
明日も腹痛だといいがこのまま治っちまいそうだな。
ポップコーンを食い過ぎたのは単に好きで、塩加減がよく美味かったのと、他に食いたいモノがなかったからだが、違う理由もある。
オレが初めてブロと対面した時・・・・アホ共の入替戦の会場に入ったオレは、まず売店で飲み物を買った。ガキの頃に一度も飲ませてもらえなかったコーラを。
あとポップコーンが美味そうでつい買ってしまった。
食うには仮面が邪魔だと気付いたのは、スタンド席についてからだ。仮面を少し持ち上げて下から口に入れるしかないなと考えていたところへ・・・・いきなりブロにナンパされた。
長年憧れていたブロがオレをナンパ!驚きのあまりビビった。
このシーンは何故か盗撮され、テレビで放送されてしまったから知っている奴は知っている。
だが、そのビデオを入手して観てみたらカットされているシーンがかなりあった。
本文
胃腸は頑丈なはずなんだが今回はツラかった・・・
夕刻に腹痛は治まったが、ブロに「まだ寝ていろ」と言われ、結局丸2日間も寝ていた。
尤も昨日はトイレとベッドの往復だったが、今日はそうでもなく割とゆっくり寝れた。
ブロの手厚い看護のおかげだな。普段は冷たいがこういう時は優しくしてくれる。このギャップがとても魅力的でオレを虜にしてしまう・・・・夜もヤり始めて寝るまでは超優しい。だが朝になるとキャラ変しているのが時に悲しい。
オレが全快すればまたブロは冷たくなるのだと思うと、ずっと病人でいたくなる。
明日も腹痛だといいがこのまま治っちまいそうだな。
ポップコーンを食い過ぎたのは単に好きで、塩加減がよく美味かったのと、他に食いたいモノがなかったからだが、違う理由もある。
オレが初めてブロと対面した時・・・・アホ共の入替戦の会場に入ったオレは、まず売店で飲み物を買った。ガキの頃に一度も飲ませてもらえなかったコーラを。
あとポップコーンが美味そうでつい買ってしまった。
食うには仮面が邪魔だと気付いたのは、スタンド席についてからだ。仮面を少し持ち上げて下から口に入れるしかないなと考えていたところへ・・・・いきなりブロにナンパされた。
長年憧れていたブロがオレをナンパ!驚きのあまりビビった。
このシーンは何故か盗撮され、テレビで放送されてしまったから知っている奴は知っている。
だが、そのビデオを入手して観てみたらカットされているシーンがかなりあった。
*ポップコーンの部分は殆ど映っていなかった。
*ブロはオレの背後に座り、あれこれ話しかけてきたが、これも一部カットされていた。
色々思い出したからにはいま真実を書こうと思う。
ブロが後ろにいることにオレはドキドキ状態で、コーラもポップコーンも忘れていた。
以下、記憶の中のオレらの会話。
ブロ「それはコーラか?」
オレ「えっ?!あ・・・・そうだ、コーラだ」
ブロ「コーラを飲むと骨が溶けるというのは知っているか?」
オレ「・・・ガキの頃、ダディが言っていた。だから飲ませてもらえなかった」
ブロ「メロンソーダは?」
オレ「同じく禁止だった。着色料が身体に悪いと・・・」
ブロ「そうか・・・気の毒にな。だが身体に良くないのは事実だ。これからはジュースか烏龍茶にしておけ」
オレ「・・・・わかった」
ブロ「早く飲まんと氷で薄まり不味くなるぞ。ポップコーンも出来立ての方が美味いが、もう冷めてきていそうだな。要らんのなら寄越せ」
オレ「は・・・?」
ブロ「半分くらいでもいいぞ」
何が何だか、オレは暫しパニックに陥った。
ブロはコーラとポップコーンが欲しいのか?まさか、いや、寄越せと言うからには食いたいのか・・・?
そこでオレは「一緒に食う?」と訊いた。ブロは満面笑顔で頷いた。
憧れのブロと半分こ!コーラはストロー1本だから間接キッス!やった!間接的でも初キッスは初恋の人とだ!
仮面の中でオレはニヤニヤしていた・・・・
コーラを一口飲んだら確かに薄くなっていた。炭酸が抜けて甘いのは売店のカップ売りではよくあることだが、あまり美味くなかった。
しかしブロと飲むなら話は別だ。ストローにわざと少し唾液を付け、背後のブロに渡した。
見てはいなかったがズズーッと吸う音が聞こえ、オレは心の中でガッツポーズをした。
早く返してくれ、そのストローを舐めたい、間接キッスしたい!と思いながらポップコーンを幾つか仮面の下から口に入れ、やはり面倒くさいと実感した。
二人きりなら仮面ナシの素顔で、ブロと向き合って「ブロ、あーんしてくれ」「ではお返しにケビン、あーんしろ」なんてな!なんてな!なーんてな!
ポップコーンよりオレのハートと脳が弾けまくりだった。
本文
胃腸は頑丈なはずなんだが今回はツラかった・・・
夕刻に腹痛は治まったが、ブロに「まだ寝ていろ」と言われ、結局丸2日間も寝ていた。
尤も昨日はトイレとベッドの往復だったが、今日はそうでもなく割とゆっくり寝れた。
ブロの手厚い看護のおかげだな。普段は冷たいがこういう時は優しくしてくれる。このギャップがとても魅力的でオレを虜にしてしまう・・・・夜もヤり始めて寝るまでは超優しい。だが朝になるとキャラ変しているのが時に悲しい。
オレが全快すればまたブロは冷たくなるのだと思うと、ずっと病人でいたくなる。
明日も腹痛だといいがこのまま治っちまいそうだな。
ポップコーンを食い過ぎたのは単に好きで、塩加減がよく美味かったのと、他に食いたいモノがなかったからだが、違う理由もある。
オレが初めてブロと対面した時・・・・アホ共の入替戦の会場に入ったオレは、まず売店で飲み物を買った。ガキの頃に一度も飲ませてもらえなかったコーラを。
あとポップコーンが美味そうでつい買ってしまった。
食うには仮面が邪魔だと気付いたのは、スタンド席についてからだ。仮面を少し持ち上げて下から口に入れるしかないなと考えていたところへ・・・・いきなりブロにナンパされた。
長年憧れていたブロがオレをナンパ!驚きのあまりビビった。
このシーンは何故か盗撮され、テレビで放送されてしまったから知っている奴は知っている。
だが、そのビデオを入手して観てみたらカットされているシーンがかなりあった。
*ポップコーンの部分は殆ど映っていなかった。
*ブロはオレの背後に座り、あれこれ話しかけてきたが、これも一部カットされていた。
色々思い出したからにはいま真実を書こうと思う。
ブロが後ろにいることにオレはドキドキ状態で、コーラもポップコーンも忘れていた。
以下、記憶の中のオレらの会話。
ブロ「それはコーラか?」
オレ「えっ?!あ・・・・そうだ、コーラだ」
ブロ「コーラを飲むと骨が溶けるというのは知っているか?」
オレ「・・・ガキの頃、ダディが言っていた。だから飲ませてもらえなかった」
ブロ「メロンソーダは?」
オレ「同じく禁止だった。着色料が身体に悪いと・・・」
ブロ「そうか・・・気の毒にな。だが身体に良くないのは事実だ。これからはジュースか烏龍茶にしておけ」
オレ「・・・・わかった」
ブロ「早く飲まんと氷で薄まり不味くなるぞ。ポップコーンも出来立ての方が美味いが、もう冷めてきていそうだな。要らんのなら寄越せ」
オレ「は・・・?」
ブロ「半分くらいでもいいぞ」
何が何だか、オレは暫しパニックに陥った。
ブロはコーラとポップコーンが欲しいのか?まさか、いや、寄越せと言うからには食いたいのか・・・?
そこでオレは「一緒に食う?」と訊いた。ブロは満面笑顔で頷いた。
憧れのブロと半分こ!コーラはストロー1本だから間接キッス!やった!間接的でも初キッスは初恋の人とだ!
仮面の中でオレはニヤニヤしていた・・・・
コーラを一口飲んだら確かに薄くなっていた。炭酸が抜けて甘いのは売店のカップ売りではよくあることだが、あまり美味くなかった。
しかしブロと飲むなら話は別だ。ストローにわざと少し唾液を付け、背後のブロに渡した。
見てはいなかったがズズーッと吸う音が聞こえ、オレは心の中でガッツポーズをした。
早く返してくれ、そのストローを舐めたい、間接キッスしたい!と思いながらポップコーンを幾つか仮面の下から口に入れ、やはり面倒くさいと実感した。
二人きりなら仮面ナシの素顔で、ブロと向き合って「ブロ、あーんしてくれ」「ではお返しにケビン、あーんしろ」なんてな!なんてな!なーんてな!
ポップコーンよりオレのハートと脳が弾けまくりだった。
ブロ「ポップコーンは?」
オレ「ああ、どうぞ。全部食ってもいい」
ポップコーンは間接キッスにならないし、食うの面倒だしな、それで箱ごとブロに回した。
これでコーラが戻ってくる!と思ったが、ブロは返してくれなかった・・・・間接キッスは結局出来ずじまい。
この時、既にリングではマルスの試合が始まっていたが、オレたちはこんなやりとりをしていたんだ。
その後、試合がヤバくなりオレはコーラのことは諦めて観戦に集中、再びテレビに映ったのはその辺りから。
だからオレはポップコーンとコーラにブロとの思い出がある。
もう少し書きたいんだ、追加していいか?
↓↓↓
*続きだ。ブロ許可済み。
どこから書くか悩んだが、まず中間のポイントのみ幾つか。これはブロへの今更な質問だ。
必ず真面目に答えてほしい。
●2人でスタンド席からリングの方へ向かう途中、ブロが意味深なことを言った。
「俺と一緒に行くのは大会本部だけでいいか?」
どういう意味だったんだ?
その時のオレはマルスを裏切らねばならないことに心を痛めていたんだ、一応。
もし、「だけ」では嫌だと答えていたら・・・?
◆オレがマルスについて暴露したあと、「よく言った」とか誉めながらオレの右肩に手を、はテレビに映っていたが、あの手をその後・・・・・カメラがリングへ切り替わった後にどうしたか、あんたは覚えているか?
オレの頭はあんたのことやマルスのことでとにかく大混乱していた。
記憶違いがないか確認したい。
■質問ラスト。万太郎の勝利で試合が終わった後、あんたはいつの間にかいなくなっていた。
結局ポップコーンとコーラはどうしたんだ?
席を立つ前に飲み食いし終わっていたのか?
オレは会場を出るふりをして実は席に戻った・・・・あのストローを持ち帰ろうと。だが、何も無かった。周囲を見渡したがまだ清掃などされておらず、付近にあったゴミはそのままだったが。あんたに渡したポップコーンとコーラのカップだけ見当たらなかった。
一緒に席を立ち一緒に下へ降りたが、そういえばあんたは手に何も持っていなかったし、途中でゴミを捨てに行ってもいないだろう?
あのポップコーンとコーラの行方を知りたい。
以上を嘘ナシ茶化しナシで答えてくれ!
すぐに思い出せないこともあるだろうから1パスはアリにしつやる。つまり答えは次の次に日記を書くときでいい。
書いてスッキリした・・・
と、いうわけでオレが先日ポップコーンを食い過ぎたのは、美味かったのは勿論だが、仮面ではなく普通の風邪用マスク+サングラスで行ったから飲み食いしやすかったんだ。
そして、食おうとした時に「そういえば・・・ !」と、色々思い出した。
おかわり10回以上は100円に釣られたわけではなく、食いながら思い出に浸っていたかったからだ。繰り返すが100円(税込)になど全く釣られていないぞ!
結果論になるんだが・・・・ガッカリなイベントで嬉しそうな顔をして見せるにはちょうどいいネタだった。これについては謝罪する。
他のことを考えながら嬉しげに振る舞ってしまいすまなかった。
コーラは会場で売っていなかった。酒やコーヒーは飲みたくなかったから消去法でココアになった。が、1杯しか飲んでいない。帰りに喉が乾いて当然だ、自販機で買ったコーラを一気飲みする位には喉カラカラだった。
2リットルのペットボトルだったのがいけなかったかもな。
自販機に2リットルなんかあるのは初めて見たから、つい・・・、ああ、そんなことはもうどうでもいいか。
最後に、もう1つ。
2回目のデートで映画観に行ったよな?
あの時・・・まず席を確保して、
ブロ「何か飲み物いるか?」
オレ「そうだな、始まるままで10分あるし買いに行こう」
ブロ「俺が行ってくる、おまえは座っていろ。何がいい?」
オレ「・・・・オレンジジュース」
ブロ「炭酸飲料はやめたのか?」
オレ「あんたがジュースか烏龍茶にしろと前に言ったから・・・」
ブロは少し笑って見せて、それから売店に行き、飲み物のカップ2つと何か小ぶりなバケツ大のモノを手に戻ってきた。
渡された飲み物はジュースではなくコーラだった。
ブロ「やせ我慢はよせ、好きなんだろう?今日だけ解禁してやる」
オレ「あ・・・、ありがとう」
礼を言い、気になっていたバケツを見たら、ポップコーンがぎっしりつまっていた。
映画を観ながら二人で食べた。
暫くしてブロがオレの肩を突っつき自分の飲み物を差し出して、小さな声で「交換」と言った。
もうストローを介さずともキスなど普通に出来る仲だったが、あの日の仕切り直しのようで嬉しかったな・・・ おまけに交換した飲み物、ブロのはメロンソーダで、ああこのヒト可愛い!と思ったがさすがに言えなかった。今なら言うけどな!
どうだ、ブロ。
ポップコーンとコーラがオレにとってどれだけ思い出深いものか判ってくれたか?
あとオレの初恋の味はメロンだ。あの時に決めた。
とりあえず終わりにする。
日記なのに長くなってすまん。
◆投稿日時:2015-12-08 21:06:00
胃腸は頑丈なはずなんだが今回はツラかった・・・
夕刻に腹痛は治まったが、ブロに「まだ寝ていろ」と言われ、結局丸2日間も寝ていた。
尤も昨日はトイレとベッドの往復だったが、今日はそうでもなく割とゆっくり寝れた。
ブロの手厚い看護のおかげだな。普段は冷たいがこういう時は優しくしてくれる。このギャップがとても魅力的でオレを虜にしてしまう・・・・夜もヤり始めて寝るまでは超優しい。だが朝になるとキャラ変しているのが時に悲しい。
オレが全快すればまたブロは冷たくなるのだと思うと、ずっと病人でいたくなる。
明日も腹痛だといいがこのまま治っちまいそうだな。
ポップコーンを食い過ぎたのは単に好きで、塩加減がよく美味かったのと、他に食いたいモノがなかったからだが、違う理由もある。
オレが初めてブロと対面した時・・・・アホ共の入替戦の会場に入ったオレは、まず売店で飲み物を買った。ガキの頃に一度も飲ませてもらえなかったコーラを。
あとポップコーンが美味そうでつい買ってしまった。
食うには仮面が邪魔だと気付いたのは、スタンド席についてからだ。仮面を少し持ち上げて下から口に入れるしかないなと考えていたところへ・・・・いきなりブロにナンパされた。
長年憧れていたブロがオレをナンパ!驚きのあまりビビった。
このシーンは何故か盗撮され、テレビで放送されてしまったから知っている奴は知っている。
だが、そのビデオを入手して観てみたらカットされているシーンがかなりあった。
本文
胃腸は頑丈なはずなんだが今回はツラかった・・・
夕刻に腹痛は治まったが、ブロに「まだ寝ていろ」と言われ、結局丸2日間も寝ていた。
尤も昨日はトイレとベッドの往復だったが、今日はそうでもなく割とゆっくり寝れた。
ブロの手厚い看護のおかげだな。普段は冷たいがこういう時は優しくしてくれる。このギャップがとても魅力的でオレを虜にしてしまう・・・・夜もヤり始めて寝るまでは超優しい。だが朝になるとキャラ変しているのが時に悲しい。
オレが全快すればまたブロは冷たくなるのだと思うと、ずっと病人でいたくなる。
明日も腹痛だといいがこのまま治っちまいそうだな。
ポップコーンを食い過ぎたのは単に好きで、塩加減がよく美味かったのと、他に食いたいモノがなかったからだが、違う理由もある。
オレが初めてブロと対面した時・・・・アホ共の入替戦の会場に入ったオレは、まず売店で飲み物を買った。ガキの頃に一度も飲ませてもらえなかったコーラを。
あとポップコーンが美味そうでつい買ってしまった。
食うには仮面が邪魔だと気付いたのは、スタンド席についてからだ。仮面を少し持ち上げて下から口に入れるしかないなと考えていたところへ・・・・いきなりブロにナンパされた。
長年憧れていたブロがオレをナンパ!驚きのあまりビビった。
このシーンは何故か盗撮され、テレビで放送されてしまったから知っている奴は知っている。
だが、そのビデオを入手して観てみたらカットされているシーンがかなりあった。
*ポップコーンの部分は殆ど映っていなかった。
*ブロはオレの背後に座り、あれこれ話しかけてきたが、これも一部カットされていた。
色々思い出したからにはいま真実を書こうと思う。
ブロが後ろにいることにオレはドキドキ状態で、コーラもポップコーンも忘れていた。
以下、記憶の中のオレらの会話。
ブロ「それはコーラか?」
オレ「えっ?!あ・・・・そうだ、コーラだ」
ブロ「コーラを飲むと骨が溶けるというのは知っているか?」
オレ「・・・ガキの頃、ダディが言っていた。だから飲ませてもらえなかった」
ブロ「メロンソーダは?」
オレ「同じく禁止だった。着色料が身体に悪いと・・・」
ブロ「そうか・・・気の毒にな。だが身体に良くないのは事実だ。これからはジュースか烏龍茶にしておけ」
オレ「・・・・わかった」
ブロ「早く飲まんと氷で薄まり不味くなるぞ。ポップコーンも出来立ての方が美味いが、もう冷めてきていそうだな。要らんのなら寄越せ」
オレ「は・・・?」
ブロ「半分くらいでもいいぞ」
何が何だか、オレは暫しパニックに陥った。
ブロはコーラとポップコーンが欲しいのか?まさか、いや、寄越せと言うからには食いたいのか・・・?
そこでオレは「一緒に食う?」と訊いた。ブロは満面笑顔で頷いた。
憧れのブロと半分こ!コーラはストロー1本だから間接キッス!やった!間接的でも初キッスは初恋の人とだ!
仮面の中でオレはニヤニヤしていた・・・・
コーラを一口飲んだら確かに薄くなっていた。炭酸が抜けて甘いのは売店のカップ売りではよくあることだが、あまり美味くなかった。
しかしブロと飲むなら話は別だ。ストローにわざと少し唾液を付け、背後のブロに渡した。
見てはいなかったがズズーッと吸う音が聞こえ、オレは心の中でガッツポーズをした。
早く返してくれ、そのストローを舐めたい、間接キッスしたい!と思いながらポップコーンを幾つか仮面の下から口に入れ、やはり面倒くさいと実感した。
二人きりなら仮面ナシの素顔で、ブロと向き合って「ブロ、あーんしてくれ」「ではお返しにケビン、あーんしろ」なんてな!なんてな!なーんてな!
ポップコーンよりオレのハートと脳が弾けまくりだった。
本文
胃腸は頑丈なはずなんだが今回はツラかった・・・
夕刻に腹痛は治まったが、ブロに「まだ寝ていろ」と言われ、結局丸2日間も寝ていた。
尤も昨日はトイレとベッドの往復だったが、今日はそうでもなく割とゆっくり寝れた。
ブロの手厚い看護のおかげだな。普段は冷たいがこういう時は優しくしてくれる。このギャップがとても魅力的でオレを虜にしてしまう・・・・夜もヤり始めて寝るまでは超優しい。だが朝になるとキャラ変しているのが時に悲しい。
オレが全快すればまたブロは冷たくなるのだと思うと、ずっと病人でいたくなる。
明日も腹痛だといいがこのまま治っちまいそうだな。
ポップコーンを食い過ぎたのは単に好きで、塩加減がよく美味かったのと、他に食いたいモノがなかったからだが、違う理由もある。
オレが初めてブロと対面した時・・・・アホ共の入替戦の会場に入ったオレは、まず売店で飲み物を買った。ガキの頃に一度も飲ませてもらえなかったコーラを。
あとポップコーンが美味そうでつい買ってしまった。
食うには仮面が邪魔だと気付いたのは、スタンド席についてからだ。仮面を少し持ち上げて下から口に入れるしかないなと考えていたところへ・・・・いきなりブロにナンパされた。
長年憧れていたブロがオレをナンパ!驚きのあまりビビった。
このシーンは何故か盗撮され、テレビで放送されてしまったから知っている奴は知っている。
だが、そのビデオを入手して観てみたらカットされているシーンがかなりあった。
*ポップコーンの部分は殆ど映っていなかった。
*ブロはオレの背後に座り、あれこれ話しかけてきたが、これも一部カットされていた。
色々思い出したからにはいま真実を書こうと思う。
ブロが後ろにいることにオレはドキドキ状態で、コーラもポップコーンも忘れていた。
以下、記憶の中のオレらの会話。
ブロ「それはコーラか?」
オレ「えっ?!あ・・・・そうだ、コーラだ」
ブロ「コーラを飲むと骨が溶けるというのは知っているか?」
オレ「・・・ガキの頃、ダディが言っていた。だから飲ませてもらえなかった」
ブロ「メロンソーダは?」
オレ「同じく禁止だった。着色料が身体に悪いと・・・」
ブロ「そうか・・・気の毒にな。だが身体に良くないのは事実だ。これからはジュースか烏龍茶にしておけ」
オレ「・・・・わかった」
ブロ「早く飲まんと氷で薄まり不味くなるぞ。ポップコーンも出来立ての方が美味いが、もう冷めてきていそうだな。要らんのなら寄越せ」
オレ「は・・・?」
ブロ「半分くらいでもいいぞ」
何が何だか、オレは暫しパニックに陥った。
ブロはコーラとポップコーンが欲しいのか?まさか、いや、寄越せと言うからには食いたいのか・・・?
そこでオレは「一緒に食う?」と訊いた。ブロは満面笑顔で頷いた。
憧れのブロと半分こ!コーラはストロー1本だから間接キッス!やった!間接的でも初キッスは初恋の人とだ!
仮面の中でオレはニヤニヤしていた・・・・
コーラを一口飲んだら確かに薄くなっていた。炭酸が抜けて甘いのは売店のカップ売りではよくあることだが、あまり美味くなかった。
しかしブロと飲むなら話は別だ。ストローにわざと少し唾液を付け、背後のブロに渡した。
見てはいなかったがズズーッと吸う音が聞こえ、オレは心の中でガッツポーズをした。
早く返してくれ、そのストローを舐めたい、間接キッスしたい!と思いながらポップコーンを幾つか仮面の下から口に入れ、やはり面倒くさいと実感した。
二人きりなら仮面ナシの素顔で、ブロと向き合って「ブロ、あーんしてくれ」「ではお返しにケビン、あーんしろ」なんてな!なんてな!なーんてな!
ポップコーンよりオレのハートと脳が弾けまくりだった。
ブロ「ポップコーンは?」
オレ「ああ、どうぞ。全部食ってもいい」
ポップコーンは間接キッスにならないし、食うの面倒だしな、それで箱ごとブロに回した。
これでコーラが戻ってくる!と思ったが、ブロは返してくれなかった・・・・間接キッスは結局出来ずじまい。
この時、既にリングではマルスの試合が始まっていたが、オレたちはこんなやりとりをしていたんだ。
その後、試合がヤバくなりオレはコーラのことは諦めて観戦に集中、再びテレビに映ったのはその辺りから。
だからオレはポップコーンとコーラにブロとの思い出がある。
もう少し書きたいんだ、追加していいか?
↓↓↓
*続きだ。ブロ許可済み。
どこから書くか悩んだが、まず中間のポイントのみ幾つか。これはブロへの今更な質問だ。
必ず真面目に答えてほしい。
●2人でスタンド席からリングの方へ向かう途中、ブロが意味深なことを言った。
「俺と一緒に行くのは大会本部だけでいいか?」
どういう意味だったんだ?
その時のオレはマルスを裏切らねばならないことに心を痛めていたんだ、一応。
もし、「だけ」では嫌だと答えていたら・・・?
◆オレがマルスについて暴露したあと、「よく言った」とか誉めながらオレの右肩に手を、はテレビに映っていたが、あの手をその後・・・・・カメラがリングへ切り替わった後にどうしたか、あんたは覚えているか?
オレの頭はあんたのことやマルスのことでとにかく大混乱していた。
記憶違いがないか確認したい。
■質問ラスト。万太郎の勝利で試合が終わった後、あんたはいつの間にかいなくなっていた。
結局ポップコーンとコーラはどうしたんだ?
席を立つ前に飲み食いし終わっていたのか?
オレは会場を出るふりをして実は席に戻った・・・・あのストローを持ち帰ろうと。だが、何も無かった。周囲を見渡したがまだ清掃などされておらず、付近にあったゴミはそのままだったが。あんたに渡したポップコーンとコーラのカップだけ見当たらなかった。
一緒に席を立ち一緒に下へ降りたが、そういえばあんたは手に何も持っていなかったし、途中でゴミを捨てに行ってもいないだろう?
あのポップコーンとコーラの行方を知りたい。
以上を嘘ナシ茶化しナシで答えてくれ!
すぐに思い出せないこともあるだろうから1パスはアリにしつやる。つまり答えは次の次に日記を書くときでいい。
書いてスッキリした・・・
と、いうわけでオレが先日ポップコーンを食い過ぎたのは、美味かったのは勿論だが、仮面ではなく普通の風邪用マスク+サングラスで行ったから飲み食いしやすかったんだ。
そして、食おうとした時に「そういえば・・・ !」と、色々思い出した。
おかわり10回以上は100円に釣られたわけではなく、食いながら思い出に浸っていたかったからだ。繰り返すが100円(税込)になど全く釣られていないぞ!
結果論になるんだが・・・・ガッカリなイベントで嬉しそうな顔をして見せるにはちょうどいいネタだった。これについては謝罪する。
他のことを考えながら嬉しげに振る舞ってしまいすまなかった。
コーラは会場で売っていなかった。酒やコーヒーは飲みたくなかったから消去法でココアになった。が、1杯しか飲んでいない。帰りに喉が乾いて当然だ、自販機で買ったコーラを一気飲みする位には喉カラカラだった。
2リットルのペットボトルだったのがいけなかったかもな。
自販機に2リットルなんかあるのは初めて見たから、つい・・・、ああ、そんなことはもうどうでもいいか。
最後に、もう1つ。
2回目のデートで映画観に行ったよな?
あの時・・・まず席を確保して、
ブロ「何か飲み物いるか?」
オレ「そうだな、始まるままで10分あるし買いに行こう」
ブロ「俺が行ってくる、おまえは座っていろ。何がいい?」
オレ「・・・・オレンジジュース」
ブロ「炭酸飲料はやめたのか?」
オレ「あんたがジュースか烏龍茶にしろと前に言ったから・・・」
ブロは少し笑って見せて、それから売店に行き、飲み物のカップ2つと何か小ぶりなバケツ大のモノを手に戻ってきた。
渡された飲み物はジュースではなくコーラだった。
ブロ「やせ我慢はよせ、好きなんだろう?今日だけ解禁してやる」
オレ「あ・・・、ありがとう」
礼を言い、気になっていたバケツを見たら、ポップコーンがぎっしりつまっていた。
映画を観ながら二人で食べた。
暫くしてブロがオレの肩を突っつき自分の飲み物を差し出して、小さな声で「交換」と言った。
もうストローを介さずともキスなど普通に出来る仲だったが、あの日の仕切り直しのようで嬉しかったな・・・ おまけに交換した飲み物、ブロのはメロンソーダで、ああこのヒト可愛い!と思ったがさすがに言えなかった。今なら言うけどな!
どうだ、ブロ。
ポップコーンとコーラがオレにとってどれだけ思い出深いものか判ってくれたか?
あとオレの初恋の味はメロンだ。あの時に決めた。
とりあえず終わりにする。
日記なのに長くなってすまん。
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