BK交換日記 ~ 夏のメモリー ~

曇りのち晴れ

◆投稿日時:2015-06-06 23:56:27

7時。起床。
ケビンの試合は午後からと聞いていた為、朝のうちに日記を通して激励してやろうと思った。
が・・・昨夜のあんなものを見たらそんな気も失せて当然ではなかろうか?
何を一人で騒いでいるのやら馬鹿馬鹿しいったらない。
日記を早めに書けと言われて俺が慌てて書くとでも?

一昨日の事を説明する義務はないと思うが、疑われているのは気分が悪いからな、簡単に書いておくとする。

嘘は1つも記していない。
誰とも通話などしていない。
客は呼んでいない、来てもいない。
1日中、一人で有意義に過ごしていた。
電話の件は、この際おしえてやろう。
「絶対に電話しない」と約束して、おまえがそれを守った試しは今まであったか?
今回も必ずかけてくると容易く予想出来ていた。だからおまえを見送った後、着信拒否の設定をしたのだ。
お断りメッセージとやらを流せば逆上してすぐに帰ってきてしまうと思ったからな。通話中ならば文句を言われるだけで済み、おまえもさほど傷付くまい、という親切心だ。
急用ならば固定電話をなんども鳴らせば気付く。そこまでしないなら緊急性は無かった証拠。

ついでに、俺は約束を1つも破っていない。
どのみち疑われるなら本当に電話をしまくるか、誰でも何人でも友人達を招待すれば良かった。次回からこっそり好きにやらせてもらう。覚悟しておけよ。

明日、帰るのは英国にするか今のホテルをもう1ヶ月連泊するか、どちらかにしてもらえないか?とりあえず顔を見たくない、話もしたくない。
この日誌は付けてやるから暫く一人にしておいてくれ。
俺は約束を守るぞ、誰かとは違うからな。


追伸

作った本人すらよくわからん料理を、お世辞にも美味いと言った自分が何故か恐ろしい。

炒飯は昼に食ったが、10分温めたらリゾットになったぞ。相変わらず中華は下手くそだな。

地球の件はもう好きにしろ。
かつて自国も救えなかった俺に地球を救うなど到底出来ない。
その詫びに命運を共にする。
やるならさっさと破壊しろ、というより、してみろ。


以上。本気で疲れた。
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