BK交換日記 ~ 夏のメモリー ~

晴れ→雨。

◆投稿日時:2015-06-23 23:59:21

まずは、ごめん。

今日、帰ったら様子を見てチャレンジするつもりだった。
こんな風に↓だ。(ブロの台詞は予想で)

場面:ブロが2階にいない時を見計らい、何気なく声をかける

オレ『さて、洗濯でもするかな!』←明るく元気良く
ブロ(仮)『今からか?もう○時だぞ』←時間は夕刻~夜
オレ『薄物を1回分だけだ、乾燥機ですぐに乾く。あっ!泊まりで着替えたシャツや下着や靴下などもついでに洗おう!』←ナイスアイディア
ブロ(仮)『そうか、いつもすまんな。おまえにばかり家事をさせてしまって』
オレ『気にするな、家事は大好きだ。いいヨメになるぞ』←お茶目
ブロ(仮)『ははは、そうだな。俺は果報者だ』←言われたい
オレ『では茶でも飲みながらテレビでも観て寛いでいてくれ』

場面:ブロがテレビを観始め、オレは洗濯室へ向かう。が、すぐに大きな声で聞こえるように『あっ!そうだ!』と何か思い出したような感じで言う。
そして引き返し、

ブロ(仮)『なんだ、どうした?』←少し驚いている
オレ『昨日、新しい下着を多目に買ったことだし、この際、古いのは何枚か捨てよう!あんたのも新しいのと入れ替えをしておくからな』←自然な感じで
ブロ(仮)『ああ、是非そうしてくれ』←目線はテレビに

場面:平然と立ち去り、洗濯機の前でガッツポーズ(無言で)

こうしてオレは堂々とブロの部屋へ行き、クローゼット下の肌着用引き出しを開け、欲しい下着を数枚選ぶ。最低でも5枚。
それらはビニール袋に入れた後、昨日買ったポーチに収納。旅行バッグの中に大事にしまう。

これならば盗んだことにはならない。
捨てたものをいただくのだ。


だが現実は甘くなかった。
洗濯をすると言い出したまでは計画通りだったが、その後に続くブロ(仮)が違った。
実際はこんなだった↓

場面:道が渋滞し帰ったのは夜、飯は家で食うことになった。
だから飯の後に、さりげなく、

オレ『さて!洗濯でもするかな!』←明るく元気良く

ブロ『・・・・もう21時だぞ?』
オレ『薄物を1回分だけだ、乾燥機ですぐに乾く。あっ!泊まりで着替えたシャツや下着や靴下などもついでに洗おう!』←ナイスアイディア
ブロ『そうか・・・・さてはまだ読んでいないな?俺の日記を』

オレ『え・・・・?ああ、そういえばまだだった。昨日からずっと一緒にいたからな、つい・・・』←(これは本当にうっかりしていた)

ブロ『ならば今すぐに読め。そこで俺の目の前でな』←無表情
オレ『あ、ああ・・・・』

携帯で日記を開き、昨日のブロのを途中まで読んだ辺りで、オレの作戦はブッ壊れた。
最後まで読み終えて即座に土下座。計画は全て自白し謝った。
それから暫くブロの説教を受け、また一緒に寝れなくなった。

昨日は楽しくドライブ&ショッピングをし、ラブラブでスウィートな夜を過ごし、今日もあちこち回り、帰りの渋滞で機嫌が悪いブロを必死で宥めて・・・・日記を見なかったのは本当に失敗だった。読んでいたら『下着』というキーワードには気を付けたはずなんだ。

完敗だ、ブロ。
やはりあんたはオレの良き理解者だ。理解されすぎていてとても幸せだ。本当に幸せだ!

ごめんなさい。もう下着は諦めました。
昨夜の1枚も返します・・・
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