BK交換日記 ~ 夏のメモリー ~

曇り

◆投稿日時:2015-06-08 23:53:07

正午。起床。やむを得ず二度寝をした経緯があるとはいえ、昼まで寝ると頭も身体も怠く感じる。
それもこれも夜中の出来事が原因だ。

昨夜、どうせ今日にもケビンが戻ってきてしまうと思い、飯と風呂以外の時間は読書に充てた。
0時を回った頃に最後の1冊を読み終え、本棚を整理してから寝室へ移動。
ケビンは日記を書くことが出来ないはずだが、寝る前に確認だけでもしておこうと開いたのが間違いだった。

禁止語句の設定は早くも見抜かれており、おかしな言葉使いだが奴なりに丁寧なつもりだろう文で、電話をくれとあった。
読み進めていくと、既にベルリンに来ていることや反省しているような内容もあり、もう許してやるかと思った次の行で・・・望み通り電話をしてやった。許すどころか再び頭にきたからだ!

何故あいつはいつもいつも馬鹿なんだろうか?天は二物を与えぬと言うのは、まさに奴のことだろうな。

通話内容は録音した。後で同じことがあれば聞かせる為にだ。

その後のことはケビン、おまえが記しておけ。きちんと反省を込めて書けば許すかもな。

試合の件は電話で聞いた。平和過ぎるのも良くないな・・・・どうせくだらない競技に決まっている。
当てる気などない。これ以上、俺は奴に呆れたくないんだ。

地球爆破予告など、どのみち実行しないと判っていた。それだけの力も度胸もないんだからな。
とてもつまらんネタだった。次回はもう少し楽しませてもらいたいものだ。


以上。
9/83ページ