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瀬名 碧芭眞白、病院の売店で、先生になにか飲み物買ってきてあげて?
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瀬名 碧芭そこにある僕の鞄の中に、お財布が入ってるから。
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鷹野 光星あの、お気遣いなく。
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瀬名 碧芭だめ。
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瀬名 碧芭せっかく来てくれたのに、飲み物くらい出させてください。
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瀬名 碧芭…って言っても、こんな場所じゃ、売店の飲み物くらいしかないけど。
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鷹野 光星いえそんな…、ありがとうございます。
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瀬名 碧芭眞白も好きな飲み物買っておいで。
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瀬名 眞白
おう。

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瀬名 眞白
…鷹野は何がいい?

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いつも碧芭が仕事で持ち歩いているビジネスバッグの中の財布を探しながら、鷹野に問い掛ける。
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鷹野 光星俺も一緒に行こうか?
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瀬名 眞白
いいよ、俺買ってくる。

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瀬名 眞白
でないと、碧芭に叱られるわ。

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ククっと苦笑を浮かべると、その様子を見た碧芭は大きく賛同するように頷いて、
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瀬名 碧芭そうですよ、鷹野先生。過保護はいけません。
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口元を真一文字にしつつも、ユーモアを湛えて告げた。
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瀬名 眞白
碧芭も結構、俺に対して過保護な気もするけど?

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…いや、かなりか?
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瀬名 碧芭僕はいいの。
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瀬名 眞白
勝手だなー。

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瀬名 眞白
…それより鷹野、飲み物どうする?

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鷹野 光星そうだな…俺は本当に何でもいいんだけど…、
それだと買いに行く瀬名が困るよな。 -
瀬名 眞白
んー……そうだ、
じゃあ、ミルクティーにする?
最近よく飲んでるじゃん。
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鷹野はもともとブラックの珈琲を好んでよく飲むが、最近はミルクティーにハマっているのか休憩時間に飲んでいることが多いから、さりげなくそれを勧める。
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鷹野 光星ああ、そうしようかな。
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瀬名 眞白
おっけ。

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瀬名 眞白
…碧芭は?

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瀬名 碧芭んーと…、僕はいらないかな。飲みたいもの、思いつかないし。
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瀬名 眞白
…ん。じゃ、ちょっと行ってくる。

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碧芭から預かったLOE〇Eの長財布を手にして、二人を残し、病室を出た。
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