ウシジマくん呟き

しぬかと思ったお揃いハマー

2026/01/25 21:37
社長と車をお揃いにした柄崎なんなんだよ!
自分の生活にもし見合ってなくても買うの可愛い!
忠誠心の具現化!
重い……重すぎる、可愛い重さ……。
そんなんで考えてた呟き話し。



──週末、事務所の駐車場。

日が傾きかけた頃。

柄崎は事務所から出てきて、自分の車の前で立ち止まった。

黒とホワイト、色違いのハマーが、並んで停まっている。

社長のハマーと、柄崎のハマー。

どちらも無骨で、威圧感のあるフォルム。 でも、並んでいると、どこかおそろいのキーホルダーみたいで。

「……へへっ……並ぶと、かっけぇな……」

誰に言うでもなく呟いて、 携帯をそっと取り出し、2台をフレームに収めて一枚。

写真を見返して、柄崎はこっそり笑った。

(維持費もバカになんねぇけど……  でも、これ選んでよかった)

(社長と、並んで走れるって、……ちょっとだけ誇らしい)

その写真を、ふとした気まぐれで待ち受けに設定した。

──翌日。

昼休み。 携帯を机に置いたまま、ちょっとその場を離れた柄崎。

戻ってきた瞬間、ふと社長の視線がスマホに向いていたように見えた。

「……おい、柄崎」

「な、なんスか」

「今、携帯、光ったな。……待ち受け、なんだ?」

柄崎の背筋が凍る。

「あ、いや、別に、えっと……風景です。車……車の写真……。」

社長は眉をひとつ上げた。 「ふーん……黒と白のハマーが並んでるやつか?」

「っ……!! な、なんでわかるんスか!?」

「……お前が撮ってそうな顔してた」

社長はそれだけ言って、椅子に戻った。

柄崎は顔を真っ赤にしながら、携帯を伏せた。

(バレた……!? いや、いや、気づいてねぇ、たぶん、ギリ……!)

コメント

コメントを受け付けていません。