ウシジマくん呟き
クズ社長
2025/12/26 23:13今日落書きに載せたやつ……
簡単にすると柄崎から社長に
「キスしていいっスか……」
と求める図。
背伸びする前から、柄崎の声は少し上ずっていた。
社長は一瞬だけ視線を落としてから、淡々と言う。
「俺の唇に届いたら、いいよ」
それだけ。
拒否じゃない。
でも、許可とも言い切れない。
柄崎は一拍遅れて、背伸びをした。
必死に、つま先立ちで距離を詰める。
唇が触れる。
ほんの一瞬、確かに。
離れる間もなく、胸ぐらを掴まれた。
無意識だ。
離したくない、という気持ちが先に出ている。
社長は眉をひそめる。
何も言わない。
その沈黙が、柄崎をさらに追い立てる。
ここまでだけど、この先は
もう一度、距離を詰めようとして――
社長が、ほんの少しだけ体を起こした。
届かない。
「あ……」
唇が空を切る。
柄崎は慌てて、また背伸びをする。
「……意地悪、しないでください……」
小さく、困った声。
社長は答えない。
ただ見下ろして、心の中で思う。
……背伸びしてやろうかな。
でも、しない。
近づけば、また少し離す。
与えない距離を、きっちり保つ。
「社長……」
呼ぶ声が、もうお願いに近い。
「……もっと……」
零れた言葉に、柄崎自身がはっとする。
社長はそこで、低く言った。
「……届いたろ」
事実だけ。
評価も、次も、与えない。
その一言で、柄崎の呼吸が乱れる。
届いたのか、足りないのか。
分からなくなる。
「……じゃあ、もう少し……」
欲張る声。
社長は、少しだけ眉を寄せて返す。
「……何をだよ」
突き放すようで、立ち去らない。
言葉にできない沈黙が落ちる。
その重さに耐えきれず、
柄崎の理性が、そこで切れた。
「……っ」
一気に胸元を掴み、押し倒しかける。
今までと違う、迷いのない力。
「社長……好きです……」
言葉が、止まらない。
「大好きで……っ」
感情だけが先に溢れる。
次の瞬間、
自分が何をしているかに気づいたように、動きが止まった。
「……すみません……」
掴んでいた手を離し、距離を取る。
俯いたまま、逃げるみたいに。
社長はすぐには動かなかった。
倒れかけた体勢のまま、静かに見ている。
「……謝るな」
それだけ言って、追わない。
与えない。
でも、否定もしない。
その距離に残った沈黙が、
さっきよりずっと重かった。
社長の絶対的支配下にある柄崎が可愛い。
簡単にすると柄崎から社長に
「キスしていいっスか……」
と求める図。
背伸びする前から、柄崎の声は少し上ずっていた。
社長は一瞬だけ視線を落としてから、淡々と言う。
「俺の唇に届いたら、いいよ」
それだけ。
拒否じゃない。
でも、許可とも言い切れない。
柄崎は一拍遅れて、背伸びをした。
必死に、つま先立ちで距離を詰める。
唇が触れる。
ほんの一瞬、確かに。
離れる間もなく、胸ぐらを掴まれた。
無意識だ。
離したくない、という気持ちが先に出ている。
社長は眉をひそめる。
何も言わない。
その沈黙が、柄崎をさらに追い立てる。
ここまでだけど、この先は
もう一度、距離を詰めようとして――
社長が、ほんの少しだけ体を起こした。
届かない。
「あ……」
唇が空を切る。
柄崎は慌てて、また背伸びをする。
「……意地悪、しないでください……」
小さく、困った声。
社長は答えない。
ただ見下ろして、心の中で思う。
……背伸びしてやろうかな。
でも、しない。
近づけば、また少し離す。
与えない距離を、きっちり保つ。
「社長……」
呼ぶ声が、もうお願いに近い。
「……もっと……」
零れた言葉に、柄崎自身がはっとする。
社長はそこで、低く言った。
「……届いたろ」
事実だけ。
評価も、次も、与えない。
その一言で、柄崎の呼吸が乱れる。
届いたのか、足りないのか。
分からなくなる。
「……じゃあ、もう少し……」
欲張る声。
社長は、少しだけ眉を寄せて返す。
「……何をだよ」
突き放すようで、立ち去らない。
言葉にできない沈黙が落ちる。
その重さに耐えきれず、
柄崎の理性が、そこで切れた。
「……っ」
一気に胸元を掴み、押し倒しかける。
今までと違う、迷いのない力。
「社長……好きです……」
言葉が、止まらない。
「大好きで……っ」
感情だけが先に溢れる。
次の瞬間、
自分が何をしているかに気づいたように、動きが止まった。
「……すみません……」
掴んでいた手を離し、距離を取る。
俯いたまま、逃げるみたいに。
社長はすぐには動かなかった。
倒れかけた体勢のまま、静かに見ている。
「……謝るな」
それだけ言って、追わない。
与えない。
でも、否定もしない。
その距離に残った沈黙が、
さっきよりずっと重かった。
社長の絶対的支配下にある柄崎が可愛い。
