念い
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ザワ
その日の日中、跡部と彩は2学年の廊下を歩いていた
何か話している2人の姿は和やかで彩が口元に手を当てクスクスと笑う姿にその場にいる人達は頬を染め目を奪われる
しかし、当の本人達の会話は
「ったく、…なんで俺様が…」
『唯からの提案なんだから仕方ないでしょう…5割増でオシトヤカにしてるんだから跡部も合わせてよね…私は容姿端麗、スポーツ万能、成績優秀な美女なんだから』
「自分で言うな…お前、色々もったいない奴だな」
『失礼な…でも、そう見られてるらしいし?跡部、計画が台無しになるからその仏頂面やめなさいよ。イケメンが台無し』
ちらりと離れた場所を見れば薫達がいて、何かあった時のために忍足と樺地も隠れて貰っている
『もぅ…仕方ないなぁ…跡部跡部』
「なんだ」
笑みを浮かべたままちょいちょい、と手招きして秘密話をするような仕草をすれば渋々跡部が身をかがめる
そして何かを伝えれば周りの空気が騒がしいものになるなか跡部が目を見開きニコリと笑う彩に顔を向け目を細める
「仕方ねぇな…」
跡部が薄く笑みを浮かべ彩の頭に手を乗せ撫で彩は照れたように目を細め笑う
次の瞬間そこら中から黄色い声があがる
『…撫でられるのやっぱり若くんがいい…』
「俺様だって唯の髪を撫でるほうがいいに決まってんだろうが」
『唯の髪綺麗だもんね…サラサラだし…羨ましい…シャンプー何使ってるか今度聞いてみよ…』
「それは諦めろ。あれは唯専用で俺様が用意したものだ」
そんな会話を笑顔のまま話していた
一方、薫達は
「あははははっ、やばいやばいやばいやばい」
「鳥肌がっ」
「散々な言い様ですわね…でも、全く違いますわね…」
普段の彩を知っている自分達からすれば跡部と歩いている姿は別人級で笑いが止まらない薫と腕を擦る陽子を横目に唯が苦笑を浮かべる
教室内に島田の姿があるのは確認済みであり、今は跡部と彩を顔を歪め恨めしそうに見ているのが見える
…人の恋路とはこんな形もありますのね…
もしかして、彩に出会う前の私達もこんな
醜い姿をしていたのかしら…
そんな事を思い思わず顔を青くして首をふる
そんなとき黄色い声が響きそちらを見れば跡部が笑みを浮かべて彩の頭を撫でている
ガタンッ
突如大きな音が響きそちらに顔を向ければ教室内に悲鳴がはしる
そして一人の男…島田が出てくる
その手にはカッターが握られており
「俺のっ、天使様に気安く触るな外道が!!殺してやる!!」
大きな声が廊下に響いた
シン、と静寂が響くなか島田の荒い息遣いだけが聞こえる
そんな中、日吉も教室から出てきて跡部達の前に立つ
「島田、なにするつもりだ。それを離せ」
鋭い目つきで言う日吉に島田は「うるせぇ!」とカッターを振り回すと悲鳴が響く
一触即発の空気の中『あ、』と声が響きそれぞれがそちらに顔を向ければ跡部の横にいた彩で
『きみ、アニメの人だ』
彩の言葉に表情を明るくさせた島田だったが背後から手を叩かれカッターが手を離れ腕を拘束される
「はいはい、島田くんやっけ。ちょっと移動しよか」
独特なイントネーションが聞こえ背後に視線を向ければ忍足が立っていて自分を拘束しているのは同学年の樺地
「カッターもれっきとした刃やし人に向けたらアウトやで」
冷たい声に島田は舌打ちをし顔を背けるように俯いた
その日の日中、跡部と彩は2学年の廊下を歩いていた
何か話している2人の姿は和やかで彩が口元に手を当てクスクスと笑う姿にその場にいる人達は頬を染め目を奪われる
しかし、当の本人達の会話は
「ったく、…なんで俺様が…」
『唯からの提案なんだから仕方ないでしょう…5割増でオシトヤカにしてるんだから跡部も合わせてよね…私は容姿端麗、スポーツ万能、成績優秀な美女なんだから』
「自分で言うな…お前、色々もったいない奴だな」
『失礼な…でも、そう見られてるらしいし?跡部、計画が台無しになるからその仏頂面やめなさいよ。イケメンが台無し』
ちらりと離れた場所を見れば薫達がいて、何かあった時のために忍足と樺地も隠れて貰っている
『もぅ…仕方ないなぁ…跡部跡部』
「なんだ」
笑みを浮かべたままちょいちょい、と手招きして秘密話をするような仕草をすれば渋々跡部が身をかがめる
そして何かを伝えれば周りの空気が騒がしいものになるなか跡部が目を見開きニコリと笑う彩に顔を向け目を細める
「仕方ねぇな…」
跡部が薄く笑みを浮かべ彩の頭に手を乗せ撫で彩は照れたように目を細め笑う
次の瞬間そこら中から黄色い声があがる
『…撫でられるのやっぱり若くんがいい…』
「俺様だって唯の髪を撫でるほうがいいに決まってんだろうが」
『唯の髪綺麗だもんね…サラサラだし…羨ましい…シャンプー何使ってるか今度聞いてみよ…』
「それは諦めろ。あれは唯専用で俺様が用意したものだ」
そんな会話を笑顔のまま話していた
一方、薫達は
「あははははっ、やばいやばいやばいやばい」
「鳥肌がっ」
「散々な言い様ですわね…でも、全く違いますわね…」
普段の彩を知っている自分達からすれば跡部と歩いている姿は別人級で笑いが止まらない薫と腕を擦る陽子を横目に唯が苦笑を浮かべる
教室内に島田の姿があるのは確認済みであり、今は跡部と彩を顔を歪め恨めしそうに見ているのが見える
…人の恋路とはこんな形もありますのね…
もしかして、彩に出会う前の私達もこんな
醜い姿をしていたのかしら…
そんな事を思い思わず顔を青くして首をふる
そんなとき黄色い声が響きそちらを見れば跡部が笑みを浮かべて彩の頭を撫でている
ガタンッ
突如大きな音が響きそちらに顔を向ければ教室内に悲鳴がはしる
そして一人の男…島田が出てくる
その手にはカッターが握られており
「俺のっ、天使様に気安く触るな外道が!!殺してやる!!」
大きな声が廊下に響いた
シン、と静寂が響くなか島田の荒い息遣いだけが聞こえる
そんな中、日吉も教室から出てきて跡部達の前に立つ
「島田、なにするつもりだ。それを離せ」
鋭い目つきで言う日吉に島田は「うるせぇ!」とカッターを振り回すと悲鳴が響く
一触即発の空気の中『あ、』と声が響きそれぞれがそちらに顔を向ければ跡部の横にいた彩で
『きみ、アニメの人だ』
彩の言葉に表情を明るくさせた島田だったが背後から手を叩かれカッターが手を離れ腕を拘束される
「はいはい、島田くんやっけ。ちょっと移動しよか」
独特なイントネーションが聞こえ背後に視線を向ければ忍足が立っていて自分を拘束しているのは同学年の樺地
「カッターもれっきとした刃やし人に向けたらアウトやで」
冷たい声に島田は舌打ちをし顔を背けるように俯いた
