念い
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「今すぐ、呼んで」
薫に手を引かれるがままついた場所は屋上で、ついた瞬間に言われる
『?誰を』
「日吉くんを」
『いやいや、これから授業「呼べ」…はい』
薫からの圧に素直に日吉に電話をかける
でるなーでるなー、と思っているもプツと繋がる音がし
"もしもし"と安心する声が聞こえ口を開こうとするもその前に携帯が手元から離れ薫の元へ
「ちょ、薫「日吉くん?今から屋上にきて」
避難しようと薫の方に顔を向けるが雰囲気から怒ってることが分かり口を閉じる
そしてその横にいる陽子がどこか辛そうな表情をして薫を見ていることに気づく
「彩。ちゃんと日吉くんに言わなきゃ許さないからね」
携帯を渡され受け取れば小さく頷いた
その後すぐに日吉が屋上へとやってきてベンチに座っている彩とその前に仁王立ちしている2人の姿に「何事ですか」と日吉が呟き近づく
「日吉くん、ごめんね…授業始まるのに」
「いえ…次の授業は自習なので問題ないですけど…どうしたんですかあの2人」
陽子の謝罪に首を振りながら答え眼の前の2人を見ると薫がちらりとこちらを見て紙を日吉に突き出す
「?」
読めってことなのか、と受け取り紙を開けば目を通す。しかしみるみるうちに険しい顔に変わっていく
愛しの天使様
昨日の天使様はお昼時に信者の方と談笑されていたのですね。非常に、非常に喜ばしいことです。
……ただ、一点だけ。
あなたの肩に図々しくも触れたあのテニス部の男、あの者の指先には、私の観測によれば微細な雑菌と「無知」という名の汚れが付着しておりました。
せっかくのあなたの神聖な衣類が汚染されてしまうのは、私としても、ひいてはこの世界の秩序としても看過し得ない事態です。
ですので、先ほどその方には「適切な処置」……いえ、ほんの少しだけ、二度とあなたに触れられなくなるような、ささやかな呪いを掛けておきましたので、どうぞご安心ください。
あなたはただ、清浄な真空パックの中にいるかのように、私の視線という名の防護壁の中で、微笑んでいればよろしいのです。他者との接触などという、不潔なノイズは一切必要ありません。
読み終わった後、ぐしゃぐしゃに丸めれば薫の横に立ち彩を見下ろす
「いつからだ」
日吉の固く冷たい声に身を固くし俯く
『え、と…初めて手紙がきたのは半月くらいまえ…最初の頃はなんか優しいですねー、とか、尊敬してますー、とか、普通の文面だったんですけど…』
ちらりと眼の前の2人の顔を見るも険しい顔をしていて乾いた笑いを浮かべ頬をかく
『段々私を神格化するようになって、私を天使様呼ばわり…私の行動まで描かれるようになってから気味が悪くて最近じゃ開いてもなかったんだけど…』
「何故言わなかった」
『手紙が来るだけで実害もなかったし……ってか、私、若くんにこの事伝えてあるからね?!』
「……は?」
『それこそ手紙が初めて来た時も伝えてるし、来る度に猛烈なラブレターの話したじゃん。けど若くん、その話する度に遮って襲っ「バッ」むー』
日吉が彩の言葉に訝しげな顔をするも続く言葉に目を見開き彩の口元を押さえる
そして小さくため息を吐けば2人に顔を向ける
「少し、2人にしてもらってもいいですか。」
僅かに顔を赤くした2人はコクコクと頷くのを見て「すみません、でも」と続ける
「もしものときは手をお借りしてもいいですか」
日吉の言葉にもちろん、と頷き背中を向けて離れていくのを確認すると顔を前に向け口から手を離すと隣に座る
「悪かった…ここまで酷くなってると思ってなかった」
『別に実害があるわけでもないから…言わなかった私も悪いし…ごめんね…視線も、ただ気にしすぎてるだけだと思って…』
日吉の方に身体を向けると眉を下げる
「いや、でもどうするか……人物は分かってないんだよな…」
『分からない…手紙もいつ入れられてるか分からないし…』
どうするか、と考え彩はあ、というように顔をし日吉に顔を向け話し始めた内容に日吉は苦虫を噛み潰したような顔になった
薫に手を引かれるがままついた場所は屋上で、ついた瞬間に言われる
『?誰を』
「日吉くんを」
『いやいや、これから授業「呼べ」…はい』
薫からの圧に素直に日吉に電話をかける
でるなーでるなー、と思っているもプツと繋がる音がし
"もしもし"と安心する声が聞こえ口を開こうとするもその前に携帯が手元から離れ薫の元へ
「ちょ、薫「日吉くん?今から屋上にきて」
避難しようと薫の方に顔を向けるが雰囲気から怒ってることが分かり口を閉じる
そしてその横にいる陽子がどこか辛そうな表情をして薫を見ていることに気づく
「彩。ちゃんと日吉くんに言わなきゃ許さないからね」
携帯を渡され受け取れば小さく頷いた
その後すぐに日吉が屋上へとやってきてベンチに座っている彩とその前に仁王立ちしている2人の姿に「何事ですか」と日吉が呟き近づく
「日吉くん、ごめんね…授業始まるのに」
「いえ…次の授業は自習なので問題ないですけど…どうしたんですかあの2人」
陽子の謝罪に首を振りながら答え眼の前の2人を見ると薫がちらりとこちらを見て紙を日吉に突き出す
「?」
読めってことなのか、と受け取り紙を開けば目を通す。しかしみるみるうちに険しい顔に変わっていく
愛しの天使様
昨日の天使様はお昼時に信者の方と談笑されていたのですね。非常に、非常に喜ばしいことです。
……ただ、一点だけ。
あなたの肩に図々しくも触れたあのテニス部の男、あの者の指先には、私の観測によれば微細な雑菌と「無知」という名の汚れが付着しておりました。
せっかくのあなたの神聖な衣類が汚染されてしまうのは、私としても、ひいてはこの世界の秩序としても看過し得ない事態です。
ですので、先ほどその方には「適切な処置」……いえ、ほんの少しだけ、二度とあなたに触れられなくなるような、ささやかな呪いを掛けておきましたので、どうぞご安心ください。
あなたはただ、清浄な真空パックの中にいるかのように、私の視線という名の防護壁の中で、微笑んでいればよろしいのです。他者との接触などという、不潔なノイズは一切必要ありません。
読み終わった後、ぐしゃぐしゃに丸めれば薫の横に立ち彩を見下ろす
「いつからだ」
日吉の固く冷たい声に身を固くし俯く
『え、と…初めて手紙がきたのは半月くらいまえ…最初の頃はなんか優しいですねー、とか、尊敬してますー、とか、普通の文面だったんですけど…』
ちらりと眼の前の2人の顔を見るも険しい顔をしていて乾いた笑いを浮かべ頬をかく
『段々私を神格化するようになって、私を天使様呼ばわり…私の行動まで描かれるようになってから気味が悪くて最近じゃ開いてもなかったんだけど…』
「何故言わなかった」
『手紙が来るだけで実害もなかったし……ってか、私、若くんにこの事伝えてあるからね?!』
「……は?」
『それこそ手紙が初めて来た時も伝えてるし、来る度に猛烈なラブレターの話したじゃん。けど若くん、その話する度に遮って襲っ「バッ」むー』
日吉が彩の言葉に訝しげな顔をするも続く言葉に目を見開き彩の口元を押さえる
そして小さくため息を吐けば2人に顔を向ける
「少し、2人にしてもらってもいいですか。」
僅かに顔を赤くした2人はコクコクと頷くのを見て「すみません、でも」と続ける
「もしものときは手をお借りしてもいいですか」
日吉の言葉にもちろん、と頷き背中を向けて離れていくのを確認すると顔を前に向け口から手を離すと隣に座る
「悪かった…ここまで酷くなってると思ってなかった」
『別に実害があるわけでもないから…言わなかった私も悪いし…ごめんね…視線も、ただ気にしすぎてるだけだと思って…』
日吉の方に身体を向けると眉を下げる
「いや、でもどうするか……人物は分かってないんだよな…」
『分からない…手紙もいつ入れられてるか分からないし…』
どうするか、と考え彩はあ、というように顔をし日吉に顔を向け話し始めた内容に日吉は苦虫を噛み潰したような顔になった
