念い
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「彩、少しよろしいかしら」
その後もマネージャー業をしていたものの先程までの試合の影響なのか落ち着かない雰囲気に跡部から戻っていいと言われてしまい生徒会室に戻ってきた
中には誰も居らずあてがわれた机に置かれている書類を見て目を細める
少しするとノック音が聞こえ『はい』と返事をすれば唯が顔を覗かせ目が合うと声をかけられる
『唯じゃん…どうしたの?跡部ならまだ部活中だよ?さっきまでマネージャーの真似事してたんだけどクビになっちゃった』
そう笑いながら言えばどこか安心したように唯も笑みを浮かべる
「いえ、彩に用があって来たんですの」
『どしたどした…そちらの方々は?』
唯が扉を開け中に入ってくれば続いてジャージ姿の人が入ってくる
「いきなり押しかけるような事をしてごめんなさい…私、女子テニス部部長をしてる新井と申します」
『こんにちは』
女子テニス部
その単語に彩は思わず引き攣った笑みを浮かべ唯を見るもこちらもどこか戸惑ったような視線と目が合う
「先程の試合、見させてもらいました」
『あ、はい…』
書類を机に置くとしっかりと新井の方に体を向ける
「とても綺麗なプレイを見させて貰って何で貴方のような方がテニス部に居ないのか不思議です」
『ありがとうございます…?テニス部入らないのは私の家族の為です。先に言っておきますが今日テニス部に居たのは諸事情で生徒会に入ることになった延長上の事なので苦情なら跡部にお願いします』
不穏な種は摘み取っておくべきだろう、と思いながら彩が言えば新井は少し慌てたように首をふる
「いえ、何故男子テニス部の方にいるのかはすでに跡部様や綾小路さんに聞き及んでいます…そうではなくて、お礼を言いたくてここにきました」
『…お礼…?』
女子テニス部には接点がないはず…なのにお礼とはどういう事か
「花岡さんのお話は優香…柊優香から聞いてます…その時の事もそうですけど、今回、お礼を言いたいのは花岡さんが試合した渋谷さんについてです」
『渋谷?えっと…?どういうこと?』
「実はあの渋谷さん、女子テニス部に度々絡んできて困ってたんです…中には無理矢理言い寄られてた子も居て…俺は準レギュラーまで登りつめて次にレギュラーに選ばれるのは俺だから媚び売っといた方がいいとか…だから花岡さんが勝ってくれて正直、スッキリしました」
笑いながら言う新井に彩と唯は目を見開き唯の方に顔を向ければ眉を潜め小さくため息をつく
「わたくしもそれは初めて聞きましたわ…わたくしの方でも対処させてもらいますわ」
「言わなくてごめんなさい…綾小路さんや跡部様のお手を煩わせなくなくて…」
「気にしないでくださいまし…ちょっと外しますわね。彩、また連絡しますわ」
『ん。分かった』
またね、と手を振れば唯も振り返してくれて出ていった
「花岡さん、もう一つお願いがあるんです」
『?』
唯の出ていった扉をみているも新井に声をかけられ顔を向ければまっすぐこちらをみていて首を傾げる
「女子テニス部に入りませんか…あれだけの実力があれば即試合にも出れます」
『…ごめんなさい…先程も言いましたけど家族基準にしたいので難しいです。体力的にも精神面でも万全な状態でいたいんです』
ポン太と過ごす時間は本当にかけがえのないもので、もしも部活をやったとして帰ってきたらへとへとで遊んでやれない、とかなりたくない
『だから、ごめんなさい』
その後もマネージャー業をしていたものの先程までの試合の影響なのか落ち着かない雰囲気に跡部から戻っていいと言われてしまい生徒会室に戻ってきた
中には誰も居らずあてがわれた机に置かれている書類を見て目を細める
少しするとノック音が聞こえ『はい』と返事をすれば唯が顔を覗かせ目が合うと声をかけられる
『唯じゃん…どうしたの?跡部ならまだ部活中だよ?さっきまでマネージャーの真似事してたんだけどクビになっちゃった』
そう笑いながら言えばどこか安心したように唯も笑みを浮かべる
「いえ、彩に用があって来たんですの」
『どしたどした…そちらの方々は?』
唯が扉を開け中に入ってくれば続いてジャージ姿の人が入ってくる
「いきなり押しかけるような事をしてごめんなさい…私、女子テニス部部長をしてる新井と申します」
『こんにちは』
女子テニス部
その単語に彩は思わず引き攣った笑みを浮かべ唯を見るもこちらもどこか戸惑ったような視線と目が合う
「先程の試合、見させてもらいました」
『あ、はい…』
書類を机に置くとしっかりと新井の方に体を向ける
「とても綺麗なプレイを見させて貰って何で貴方のような方がテニス部に居ないのか不思議です」
『ありがとうございます…?テニス部入らないのは私の家族の為です。先に言っておきますが今日テニス部に居たのは諸事情で生徒会に入ることになった延長上の事なので苦情なら跡部にお願いします』
不穏な種は摘み取っておくべきだろう、と思いながら彩が言えば新井は少し慌てたように首をふる
「いえ、何故男子テニス部の方にいるのかはすでに跡部様や綾小路さんに聞き及んでいます…そうではなくて、お礼を言いたくてここにきました」
『…お礼…?』
女子テニス部には接点がないはず…なのにお礼とはどういう事か
「花岡さんのお話は優香…柊優香から聞いてます…その時の事もそうですけど、今回、お礼を言いたいのは花岡さんが試合した渋谷さんについてです」
『渋谷?えっと…?どういうこと?』
「実はあの渋谷さん、女子テニス部に度々絡んできて困ってたんです…中には無理矢理言い寄られてた子も居て…俺は準レギュラーまで登りつめて次にレギュラーに選ばれるのは俺だから媚び売っといた方がいいとか…だから花岡さんが勝ってくれて正直、スッキリしました」
笑いながら言う新井に彩と唯は目を見開き唯の方に顔を向ければ眉を潜め小さくため息をつく
「わたくしもそれは初めて聞きましたわ…わたくしの方でも対処させてもらいますわ」
「言わなくてごめんなさい…綾小路さんや跡部様のお手を煩わせなくなくて…」
「気にしないでくださいまし…ちょっと外しますわね。彩、また連絡しますわ」
『ん。分かった』
またね、と手を振れば唯も振り返してくれて出ていった
「花岡さん、もう一つお願いがあるんです」
『?』
唯の出ていった扉をみているも新井に声をかけられ顔を向ければまっすぐこちらをみていて首を傾げる
「女子テニス部に入りませんか…あれだけの実力があれば即試合にも出れます」
『…ごめんなさい…先程も言いましたけど家族基準にしたいので難しいです。体力的にも精神面でも万全な状態でいたいんです』
ポン太と過ごす時間は本当にかけがえのないもので、もしも部活をやったとして帰ってきたらへとへとで遊んでやれない、とかなりたくない
『だから、ごめんなさい』
