念い
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彩が目を開けると見知った天井が見えゆっくり起き上がる
『……夢…?』
いつもと変わらない光景に小さく呟き、随分リアルな夢だったな…と考えているとチリンと鈴の音が聞こえ横を見る
そこには愛猫が寝ていて思わず表情を緩めると愛猫…ポン太の頭を撫でる
『…今何時…』
枕元に置いてあるスマホを手に取り時間を見るとまだ朝方で水でも飲もうとベッドから出る
『…ん?』
立ち上がったはずがどこか視界がいつもより低く自身の手を見ると綺麗な指が見える
『……………え』
いつも職業柄手荒れは酷く、こんな綺麗な指なんでいつぶりだろうか…
手を持ち上げれば当たり前だが動き自分の手だとわかる
先程の夢を思い出しまさか、と部屋を出て洗面所に行くと鏡を見る
『……』
鏡を見ると自身の顔の面影はあるがパーツが整っていて美少女と、呼んでも過言ではない姿
しかも染めていたのに黒髪で短髪だったはずなのに腰まで髪が伸びている
『え、まじ…?夢じゃない…?』
自分の顔に触れつねると痛みが走り現実だと思い知らされる
『中学の時、このくらい髪伸ばしてたよな…』
自身の髪を鏡越しで見ながら呟き、ふぃに思い出したようにその場から離れると自身の部屋に行く
中に入りクローゼットを開ける
いつもここに仕事に行くときに使うカバンや服が所狭しと入れてあったがそれは全て消え、変わりに大きな段ボールが一つと見知らぬ制服が一着かけられている
その制服を見た瞬間どこか既視感を感じながら段ボールを引っ張り出し開ける
そこには学校生活で必要になる教科書や体操着、パンフレット、そして一通の手紙
その紙を手に取り読めば小さく息を吐く
『なるほど…やっと現実味を帯びてきたよ…』
先程の夢は現実だったのだ
彩へ
言い忘れていたがこの世界は"テニスの王子様"の世界だ
女の強い願いで"氷帝学園"で学校生活を送ってもらう事になる
特に言われなかったがポン太との生活が不便に思わぬよう用意した家は前と同じだ
大きな封筒に編入に伴って必要な書類が入っているから確認してくれ
俺は彩の"叔父"ということで全国飛び回ってる設定になってるからよろしく
『あんなイケメンが叔父って…』
思わずクスリと笑いながら読むのを中断し、書かれていた大きめな封筒を開ける
『中学3年ってまた中途半端な…』
中身を見て携帯を確認すれば今は3月下旬で4月から転校、するらしい
氷帝はエスカレーター式だからそのまま高等部に行ける点では楽だがどうせなら高等部1年からの方が楽な気がする
『まぁ、女の願いがそのまま反映されたんだろうけどさ…それにしてもテニスの王子様…か』
昔よく読んでいた
途中から環境の変化もあって漫画自体読まなくなったが好きな漫画では、あった
だから氷帝も知っているし、制服をみた時も既視感があったのだ
最近も新、なんてついて続巻が出ていた
途中だった手紙を再び手に取る
銀行とかはそのまま使えるし、別の通帳に毎月"叔父"から送金もするから自由に使ってもらって構わない…あまり散財するなよ
携帯は申し訳ないが俺の連絡先のみ入ってる
あ、これは俺が勝手に付けさせてもらったがせっかく来たんだから少しでも楽しい生活が送れるよう"頭脳明晰とスポーツ力向上"にもなってる
テニスでも、違う種目でも自分が好きな事を見つけてくれ
ずっと、空の上から見守ってるから楽しんでな
『至れり尽くせりか…まぁ、結局は自分の心の持ち様なんだろうけど……まぁ、せっかくオオクがここまでしてくれたんだ…楽しもうか』
手紙を終い呟くと後ろから鈴のなる音が聞こえ振り返ると起きたのかポン太がこちらを見てニャーと鳴いた
そんなポン太を抱き上げると頭を撫でる
『ポン太も楽しもうなぁ』
「ニャー」
『……夢…?』
いつもと変わらない光景に小さく呟き、随分リアルな夢だったな…と考えているとチリンと鈴の音が聞こえ横を見る
そこには愛猫が寝ていて思わず表情を緩めると愛猫…ポン太の頭を撫でる
『…今何時…』
枕元に置いてあるスマホを手に取り時間を見るとまだ朝方で水でも飲もうとベッドから出る
『…ん?』
立ち上がったはずがどこか視界がいつもより低く自身の手を見ると綺麗な指が見える
『……………え』
いつも職業柄手荒れは酷く、こんな綺麗な指なんでいつぶりだろうか…
手を持ち上げれば当たり前だが動き自分の手だとわかる
先程の夢を思い出しまさか、と部屋を出て洗面所に行くと鏡を見る
『……』
鏡を見ると自身の顔の面影はあるがパーツが整っていて美少女と、呼んでも過言ではない姿
しかも染めていたのに黒髪で短髪だったはずなのに腰まで髪が伸びている
『え、まじ…?夢じゃない…?』
自分の顔に触れつねると痛みが走り現実だと思い知らされる
『中学の時、このくらい髪伸ばしてたよな…』
自身の髪を鏡越しで見ながら呟き、ふぃに思い出したようにその場から離れると自身の部屋に行く
中に入りクローゼットを開ける
いつもここに仕事に行くときに使うカバンや服が所狭しと入れてあったがそれは全て消え、変わりに大きな段ボールが一つと見知らぬ制服が一着かけられている
その制服を見た瞬間どこか既視感を感じながら段ボールを引っ張り出し開ける
そこには学校生活で必要になる教科書や体操着、パンフレット、そして一通の手紙
その紙を手に取り読めば小さく息を吐く
『なるほど…やっと現実味を帯びてきたよ…』
先程の夢は現実だったのだ
彩へ
言い忘れていたがこの世界は"テニスの王子様"の世界だ
女の強い願いで"氷帝学園"で学校生活を送ってもらう事になる
特に言われなかったがポン太との生活が不便に思わぬよう用意した家は前と同じだ
大きな封筒に編入に伴って必要な書類が入っているから確認してくれ
俺は彩の"叔父"ということで全国飛び回ってる設定になってるからよろしく
『あんなイケメンが叔父って…』
思わずクスリと笑いながら読むのを中断し、書かれていた大きめな封筒を開ける
『中学3年ってまた中途半端な…』
中身を見て携帯を確認すれば今は3月下旬で4月から転校、するらしい
氷帝はエスカレーター式だからそのまま高等部に行ける点では楽だがどうせなら高等部1年からの方が楽な気がする
『まぁ、女の願いがそのまま反映されたんだろうけどさ…それにしてもテニスの王子様…か』
昔よく読んでいた
途中から環境の変化もあって漫画自体読まなくなったが好きな漫画では、あった
だから氷帝も知っているし、制服をみた時も既視感があったのだ
最近も新、なんてついて続巻が出ていた
途中だった手紙を再び手に取る
銀行とかはそのまま使えるし、別の通帳に毎月"叔父"から送金もするから自由に使ってもらって構わない…あまり散財するなよ
携帯は申し訳ないが俺の連絡先のみ入ってる
あ、これは俺が勝手に付けさせてもらったがせっかく来たんだから少しでも楽しい生活が送れるよう"頭脳明晰とスポーツ力向上"にもなってる
テニスでも、違う種目でも自分が好きな事を見つけてくれ
ずっと、空の上から見守ってるから楽しんでな
『至れり尽くせりか…まぁ、結局は自分の心の持ち様なんだろうけど……まぁ、せっかくオオクがここまでしてくれたんだ…楽しもうか』
手紙を終い呟くと後ろから鈴のなる音が聞こえ振り返ると起きたのかポン太がこちらを見てニャーと鳴いた
そんなポン太を抱き上げると頭を撫でる
『ポン太も楽しもうなぁ』
「ニャー」
