桜雨
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騒がしい部室内に扉が開く音が響き跡部がそちらを見ると忍足が中を見てぽかんとする
「どーゆぅ状況や、これ」
「忍足か、なんだ」
「なんだ、やあらへん。遅いから見に来ただけなんやけど…あそこに居るの花岡ちゃんやろ?なんであんなおもろいことになっとんねん」
中学男子2人に抱きつかれても無表情でされるがままになってる彩
ジローはまだ分かるが自分の相方である岳人まで女子に抱きついている
「他の女子生徒が見たら卒倒しそうやな…ん?なんや部室綺麗になっとらん?」
「これも花岡がやった」
「………へぇ、何でも、できるんやなぁ…花岡ちゃんは」
忍足は目を細め含みのある言葉を吐き跡部を見れば目が合いにっこりと笑みを浮かべる
「この際、花岡ちゃんマネージャーに誘ったらええんやない?3人の幼馴染なんやろ?前までのマネージャーよりは使えるんちゃう?」
「忍足」
「ジローはサボり癖が治るかもしれんし、岳人も宍戸もモチベーションあがるんちゃう?俺等も雑務から解放されるんやから一石二鳥以上やろ」
ま、決めるのは跡部と花岡ちゃんやけど、と笑う
「先に始めとるで、ってがっくんに伝えてや」
ほな、と部室を出ていった忍足に跡部は溜息を吐き未だに騒いでる仲間に声をかける
「おら、もう部活行くぞ」
「A〜、まだ彩と一緒にいたいC!」
「わがまま言うな。向日、忍足が先始めてるってよ」
「くそくそ、侑士はえぇよ!ほら、ジロー行くぞ!」
彩〜、と助けを求めてくるジローと彩待たな!と向日が手を振れば彩も頷き手を上げる
『頑張って…ジロもこれからちょくちょく見に来るからいってらっしゃい。その時は私にジロのプレイ見せてね』
ピク
「俺頑張るC〜!亮もいこー!」、
「おいジロー、ちょ、彩悪い!またな!」
彩の言葉にジローが一瞬固まりパァという音が似合うような満面の笑顔を浮かべれば向日と宍戸の腕を引っ張り部室から出ていってしまった
その後ろ姿を見送り背中が見えなくなれば手を下げ跡部を振り返る
『接点を繋げてくれてありがとうございました』
「どうってことねぇよ…こっちこそ部室の掃除ありがとうよ」
『勝手にしたことなので…じゃあ私もこれで失礼します』
頭を下げた彩は部室を出ようとするも、その前に跡部に腕を掴まれる
なんだ、と顔を向ければアイスブルーの瞳と目が合う
『(きれいな色だな)…なにか、』
「マネージャーにならねぇか」
『やりません』
迷う素振りもなく即答した彩に跡部は眉を上げる
「即答かよ…」
『彼等とまた話す機会をくれたのは感謝してます。けど、それとコレとは別の話だろう』
まっすぐ跡部の目を見返す
『こんな人気のあるテニス部のマネージャーなんて募集すれば殺到するだろ』
「どーゆぅ状況や、これ」
「忍足か、なんだ」
「なんだ、やあらへん。遅いから見に来ただけなんやけど…あそこに居るの花岡ちゃんやろ?なんであんなおもろいことになっとんねん」
中学男子2人に抱きつかれても無表情でされるがままになってる彩
ジローはまだ分かるが自分の相方である岳人まで女子に抱きついている
「他の女子生徒が見たら卒倒しそうやな…ん?なんや部室綺麗になっとらん?」
「これも花岡がやった」
「………へぇ、何でも、できるんやなぁ…花岡ちゃんは」
忍足は目を細め含みのある言葉を吐き跡部を見れば目が合いにっこりと笑みを浮かべる
「この際、花岡ちゃんマネージャーに誘ったらええんやない?3人の幼馴染なんやろ?前までのマネージャーよりは使えるんちゃう?」
「忍足」
「ジローはサボり癖が治るかもしれんし、岳人も宍戸もモチベーションあがるんちゃう?俺等も雑務から解放されるんやから一石二鳥以上やろ」
ま、決めるのは跡部と花岡ちゃんやけど、と笑う
「先に始めとるで、ってがっくんに伝えてや」
ほな、と部室を出ていった忍足に跡部は溜息を吐き未だに騒いでる仲間に声をかける
「おら、もう部活行くぞ」
「A〜、まだ彩と一緒にいたいC!」
「わがまま言うな。向日、忍足が先始めてるってよ」
「くそくそ、侑士はえぇよ!ほら、ジロー行くぞ!」
彩〜、と助けを求めてくるジローと彩待たな!と向日が手を振れば彩も頷き手を上げる
『頑張って…ジロもこれからちょくちょく見に来るからいってらっしゃい。その時は私にジロのプレイ見せてね』
ピク
「俺頑張るC〜!亮もいこー!」、
「おいジロー、ちょ、彩悪い!またな!」
彩の言葉にジローが一瞬固まりパァという音が似合うような満面の笑顔を浮かべれば向日と宍戸の腕を引っ張り部室から出ていってしまった
その後ろ姿を見送り背中が見えなくなれば手を下げ跡部を振り返る
『接点を繋げてくれてありがとうございました』
「どうってことねぇよ…こっちこそ部室の掃除ありがとうよ」
『勝手にしたことなので…じゃあ私もこれで失礼します』
頭を下げた彩は部室を出ようとするも、その前に跡部に腕を掴まれる
なんだ、と顔を向ければアイスブルーの瞳と目が合う
『(きれいな色だな)…なにか、』
「マネージャーにならねぇか」
『やりません』
迷う素振りもなく即答した彩に跡部は眉を上げる
「即答かよ…」
『彼等とまた話す機会をくれたのは感謝してます。けど、それとコレとは別の話だろう』
まっすぐ跡部の目を見返す
『こんな人気のあるテニス部のマネージャーなんて募集すれば殺到するだろ』