桜雨
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跡部の部屋につきベッドに降ろされればそのまま押し倒される
自分を見下ろしてくる跡部の目は鋭い
アイスブルーの瞳に引き込まれるように手を伸ばすと近づいてくる顔
目を閉じて受け入れようとするも跡部の動きが止まる
「本当にいいのか…?」
『…?…景吾?』
ポツリと呟いた跡部に彩が声をかければハッとしたような顔になる
跡部が体を起こしベッドに腰掛ければ彩も体を起こす
跡部はちらりと彩を見てから視線わ反らし目を伏せる
「…お前、このまま俺様に抱かれてもいいのか」
『…なにを言って……ぁあ…』
確かに今の跡部と彩は試しに付き合っている状態
それがあるから跡部はそんな事を言ったのだ
試しの状態で好きか好きじゃないか分からない相手に初めてを捧げてもいいのか、と
彩は先程まで自信満々だった彼の変わりように驚きながらも本能に流されるわけでもなく自身を気遣ってくれている跡部の優しさ目を細める
ベッドの上を移動し跡部の横に腰掛ければ跡部に寄りかかる
「彩?」
『……ありがとう景吾』
気遣ってくれて
優しくしてくれて
私を好きだと言ってくれて
私のペースに合わせてくれて
おかげで少し分かった気がする
誰かを想うということを
他の人とは違う
亮や岳、ジロ達に向ける感情とも違う
胸がポカポカして、でも締め付けられるような…
今思えば家にいる時も、学校でも、部活でも、思い浮かべるのは君で
あぁ…私にとって彼はもう他の人とは違うんだと…
『…景吾、私に告白してくれたこと、後悔はしてないかい?』
肩に頭を乗せたまま言えば跡部は彩の肩に手を回す
「当たり前だろ」
『…そっか…』
なら…
『…私は君が…景吾が好きだよ』
彩の言葉に僅かに動く跡部の身体
『改めてになるけど私の初めてを色々教えてくれてありがとう…、もし、もしも亮とかに同じ事をされても…侑士に同じ事をされてもこんなに胸が満たされる事はないと思う…』
自分の言葉を黙って聞いている跡部の様子は分からないがきっと驚いているだろう
その証拠に無意識であろうが肩を掴む手に力が入っている
『この気持ちは景吾だからだと思いたい…だから景吾とするのは嫌じゃない……景吾を愛したい、愛されたい…』
蕁麻疹出てないでしょう、とそこで初めて跡部から体を離し見上げれば口を開け目を見開いてる跡部
予想以上の反応に彩は思わず吹き出す
『景吾、凄い顔』
ポーカーフェイスはどこへいったのか、といったように彩の今の表情は柔らかく笑っている
『……愛してくれるかい?』
そっと跡部の頬に手を当て言っても尚、何も言わず驚いている跡部
固まっている跡部の反応に彩は眉を下げ手を引っ込めようとするもその前に跡部に手が重なるように繋がれる
「本当か?」
『本当』
「お試しは」
『私は景吾に惚れたから終わり…ってことじゃないかな』
彩がそう言えば跡部は彩の腕を引き寄せ抱きしめる
「今日から正式に彼女だからな……彩、愛してる」
耳元で囁くような言い方に彩はピクリと震えるも跡部の背中に腕を回し頷いた
自分を見下ろしてくる跡部の目は鋭い
アイスブルーの瞳に引き込まれるように手を伸ばすと近づいてくる顔
目を閉じて受け入れようとするも跡部の動きが止まる
「本当にいいのか…?」
『…?…景吾?』
ポツリと呟いた跡部に彩が声をかければハッとしたような顔になる
跡部が体を起こしベッドに腰掛ければ彩も体を起こす
跡部はちらりと彩を見てから視線わ反らし目を伏せる
「…お前、このまま俺様に抱かれてもいいのか」
『…なにを言って……ぁあ…』
確かに今の跡部と彩は試しに付き合っている状態
それがあるから跡部はそんな事を言ったのだ
試しの状態で好きか好きじゃないか分からない相手に初めてを捧げてもいいのか、と
彩は先程まで自信満々だった彼の変わりように驚きながらも本能に流されるわけでもなく自身を気遣ってくれている跡部の優しさ目を細める
ベッドの上を移動し跡部の横に腰掛ければ跡部に寄りかかる
「彩?」
『……ありがとう景吾』
気遣ってくれて
優しくしてくれて
私を好きだと言ってくれて
私のペースに合わせてくれて
おかげで少し分かった気がする
誰かを想うということを
他の人とは違う
亮や岳、ジロ達に向ける感情とも違う
胸がポカポカして、でも締め付けられるような…
今思えば家にいる時も、学校でも、部活でも、思い浮かべるのは君で
あぁ…私にとって彼はもう他の人とは違うんだと…
『…景吾、私に告白してくれたこと、後悔はしてないかい?』
肩に頭を乗せたまま言えば跡部は彩の肩に手を回す
「当たり前だろ」
『…そっか…』
なら…
『…私は君が…景吾が好きだよ』
彩の言葉に僅かに動く跡部の身体
『改めてになるけど私の初めてを色々教えてくれてありがとう…、もし、もしも亮とかに同じ事をされても…侑士に同じ事をされてもこんなに胸が満たされる事はないと思う…』
自分の言葉を黙って聞いている跡部の様子は分からないがきっと驚いているだろう
その証拠に無意識であろうが肩を掴む手に力が入っている
『この気持ちは景吾だからだと思いたい…だから景吾とするのは嫌じゃない……景吾を愛したい、愛されたい…』
蕁麻疹出てないでしょう、とそこで初めて跡部から体を離し見上げれば口を開け目を見開いてる跡部
予想以上の反応に彩は思わず吹き出す
『景吾、凄い顔』
ポーカーフェイスはどこへいったのか、といったように彩の今の表情は柔らかく笑っている
『……愛してくれるかい?』
そっと跡部の頬に手を当て言っても尚、何も言わず驚いている跡部
固まっている跡部の反応に彩は眉を下げ手を引っ込めようとするもその前に跡部に手が重なるように繋がれる
「本当か?」
『本当』
「お試しは」
『私は景吾に惚れたから終わり…ってことじゃないかな』
彩がそう言えば跡部は彩の腕を引き寄せ抱きしめる
「今日から正式に彼女だからな……彩、愛してる」
耳元で囁くような言い方に彩はピクリと震えるも跡部の背中に腕を回し頷いた
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