桜雨
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「彩」
自分の名前を呼び頬を撫でてくる跡部を見上げれば近づいてくる顔
ゆっくり目を閉じれば触れる唇
すぐに離れお互いに至近距離で見つめ合う
ここは放課後の生徒会室
部活がない日やマネージャー業の合間に跡部に言われて手伝いをたまにするようになった彩
生徒会入は教師、生徒に推薦されていたが『たまに手伝うくらいなら』ということで正式ではないにしろ生徒会室の出入りは許可されている
それを利用しない手はないと跡部と彩は主にここで逢瀬をしていた
窓際に立ち開け放たれた窓からは気持ちの良い風と運動部の声が響いてくる
『景吾』
再び近づいてきた顔に唇が触れる前に名前を呼べば跡部は止まり顔を離す
「どうした」
『…デートというものをしてみたい』
「あ?」
突拍子もない言葉に跡部は眉を上げる
「どうした、」
『最近、侑士に…というか侑士のお姉さんに少女漫画を借りたんだ』
忍足の名前を出すとピクリと眉を動かした跡部だったが続きを促すように、で?と続ける
『そこにはデートをして相手との距離を縮めていたから』
「……なるほど…分かった。考えとく…どこでもいいか?」
『どこでもいいっ、んんっ』
跡部の言葉に頷くと顎を持ち上げられ噛みつくようにキスをされ彩は目を見開く
すぐに口内に跡部の舌が侵入してきて自身の舌と絡む
『ふっ、は…ぁ』
深いそれに脳が段々と痺れてきて跡部の制服にしがみつく
そんな彩の耳を擽るように触れるとピクピクと震える
『景、吾、擽ったいっ、んっ』
顔が離れても耳に触れてくる跡部に彩は声を出すもすぐにまた唇が塞がれる
耳から手が離れ安堵するも今度は背筋を指でなぞられゾクゾクした感覚が襲う
『ぁっ、』
と今まで出したことのない声が出て力が抜けてしまい恥ずかしさでその場にしゃがみ込む
跡部も驚いたように目を見開くも彩の前にしゃがみ込み息を乱し口を抑えている彩の顔を覗き込む
「っ、」
そこには顔を赤くし涙目になった彩
息も乱れ、表情も切ないような、悲しいような表情
彩から忍足の名前が出てきて胸の内がもやっとし、衝動的にキスをした
自分の与える刺激に反応する彩に歯止めが効かず襲いそうになるのを必死に抑えるも甘い声を出し崩れ落ちた彩の今の表情はなんとも妖美で
「景、吾?」
「っ、悪い、…だいぶこのキスにも慣れてきたじゃねぇの」
彩の呼びかけに跡部はハッとしたように彩を見て頬を撫でる
『する度する度に違うことしてくるからよくわからなくなってるよ』
「慣れる」
彩の少し不貞腐れたような言い方に跡部は小さく笑い顔を近づけた
自分の名前を呼び頬を撫でてくる跡部を見上げれば近づいてくる顔
ゆっくり目を閉じれば触れる唇
すぐに離れお互いに至近距離で見つめ合う
ここは放課後の生徒会室
部活がない日やマネージャー業の合間に跡部に言われて手伝いをたまにするようになった彩
生徒会入は教師、生徒に推薦されていたが『たまに手伝うくらいなら』ということで正式ではないにしろ生徒会室の出入りは許可されている
それを利用しない手はないと跡部と彩は主にここで逢瀬をしていた
窓際に立ち開け放たれた窓からは気持ちの良い風と運動部の声が響いてくる
『景吾』
再び近づいてきた顔に唇が触れる前に名前を呼べば跡部は止まり顔を離す
「どうした」
『…デートというものをしてみたい』
「あ?」
突拍子もない言葉に跡部は眉を上げる
「どうした、」
『最近、侑士に…というか侑士のお姉さんに少女漫画を借りたんだ』
忍足の名前を出すとピクリと眉を動かした跡部だったが続きを促すように、で?と続ける
『そこにはデートをして相手との距離を縮めていたから』
「……なるほど…分かった。考えとく…どこでもいいか?」
『どこでもいいっ、んんっ』
跡部の言葉に頷くと顎を持ち上げられ噛みつくようにキスをされ彩は目を見開く
すぐに口内に跡部の舌が侵入してきて自身の舌と絡む
『ふっ、は…ぁ』
深いそれに脳が段々と痺れてきて跡部の制服にしがみつく
そんな彩の耳を擽るように触れるとピクピクと震える
『景、吾、擽ったいっ、んっ』
顔が離れても耳に触れてくる跡部に彩は声を出すもすぐにまた唇が塞がれる
耳から手が離れ安堵するも今度は背筋を指でなぞられゾクゾクした感覚が襲う
『ぁっ、』
と今まで出したことのない声が出て力が抜けてしまい恥ずかしさでその場にしゃがみ込む
跡部も驚いたように目を見開くも彩の前にしゃがみ込み息を乱し口を抑えている彩の顔を覗き込む
「っ、」
そこには顔を赤くし涙目になった彩
息も乱れ、表情も切ないような、悲しいような表情
彩から忍足の名前が出てきて胸の内がもやっとし、衝動的にキスをした
自分の与える刺激に反応する彩に歯止めが効かず襲いそうになるのを必死に抑えるも甘い声を出し崩れ落ちた彩の今の表情はなんとも妖美で
「景、吾?」
「っ、悪い、…だいぶこのキスにも慣れてきたじゃねぇの」
彩の呼びかけに跡部はハッとしたように彩を見て頬を撫でる
『する度する度に違うことしてくるからよくわからなくなってるよ』
「慣れる」
彩の少し不貞腐れたような言い方に跡部は小さく笑い顔を近づけた