桜雨
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それからというもの彩と跡部は秘密の交際?のようなものを続けていた
あくる日の夕方、部活を頑張っているメンバーに彩がドリンクを運んでくる
「彩、ちょっとええか」
忍足に呼ばれ彩が振り返ると手招きしている
そちらに行くと忍足の前でベンチに座り込んでいる向日の姿が
『どうしたの』
「捻ったみたいやね、テーピング頼めるか?」
彩は頷き救護箱からテーピングを取り出すと向日の前に座る
『岳、大丈夫?』
「いてててて!コケちまった」
『気をつけなよ』
「悪い悪い」
笑いながら言う向日に彩は溜息を吐きながらテーピングをしていく
手際良く処置していく彩に向日は首を傾げる
「なんか彩、変わった?」
『……は?』
「なに言ってるん?」
「いや、なんか雰囲気が前より柔らかくなったっていうか…綺麗になった…?」
向日の言葉に思わず手を止め見上げる
忍足も一瞬固まるも笑い始める
「がっくんが彩を口説こうとしとる!」
「ばっ、ちげーよ!くそくそ侑士!」
『岳、暴れないの』
その言葉に向日は赤くなり暴れ始め彩は嗜める
処置を終わらせ救護箱をしまうとじゃれてる2人に顔を向ける
『終わったから安静にね。酷くなるようだったら明日おばさんに病院連れてってもらって』
「おう、サンキューな」
「おおきに」
二人の言葉に頷くと片付けに向かう
その途中、何故か跡部がこちらを見ていて首を傾げる
『…なに』
「いや、手際がいいなと見てただけだ』
『そう。…………岳が、』
「?」
『綺麗になったって言ってきた…』
彩の言葉に跡部が笑い
「恋は人を綺麗にするっていうからじゃねぇの」
『……………』
跡部の言葉に彩はそっか、と小さく呟き部室に向けてあるき出し、跡部は忍足の方に足を向けた
「彩となんか話したん?」
きっと立ち止まり話してる姿を見たのだろう
忍足がそう言えば跡部が向日を見る
「向日に口説かれたって照れてたぞ」
「くそくそ跡部まで!そうじゃねぇっての!!」
笑う跡部の言葉と横顔に忍足はなんとなく違和感を感じ見ていると視線を受けた跡部が忍足を見て眉を潜める
「なにニヤニヤしてんだキモいな、丸眼鏡」
「酷っ」
「ギャハハハ、侑士言われてやんの」
騒ぎながら忍足は今一度跡部をみて見られないようニヤリと笑った
「(…こりゃ、彩と跡部な間になんかあったな)」
あくる日の夕方、部活を頑張っているメンバーに彩がドリンクを運んでくる
「彩、ちょっとええか」
忍足に呼ばれ彩が振り返ると手招きしている
そちらに行くと忍足の前でベンチに座り込んでいる向日の姿が
『どうしたの』
「捻ったみたいやね、テーピング頼めるか?」
彩は頷き救護箱からテーピングを取り出すと向日の前に座る
『岳、大丈夫?』
「いてててて!コケちまった」
『気をつけなよ』
「悪い悪い」
笑いながら言う向日に彩は溜息を吐きながらテーピングをしていく
手際良く処置していく彩に向日は首を傾げる
「なんか彩、変わった?」
『……は?』
「なに言ってるん?」
「いや、なんか雰囲気が前より柔らかくなったっていうか…綺麗になった…?」
向日の言葉に思わず手を止め見上げる
忍足も一瞬固まるも笑い始める
「がっくんが彩を口説こうとしとる!」
「ばっ、ちげーよ!くそくそ侑士!」
『岳、暴れないの』
その言葉に向日は赤くなり暴れ始め彩は嗜める
処置を終わらせ救護箱をしまうとじゃれてる2人に顔を向ける
『終わったから安静にね。酷くなるようだったら明日おばさんに病院連れてってもらって』
「おう、サンキューな」
「おおきに」
二人の言葉に頷くと片付けに向かう
その途中、何故か跡部がこちらを見ていて首を傾げる
『…なに』
「いや、手際がいいなと見てただけだ』
『そう。…………岳が、』
「?」
『綺麗になったって言ってきた…』
彩の言葉に跡部が笑い
「恋は人を綺麗にするっていうからじゃねぇの」
『……………』
跡部の言葉に彩はそっか、と小さく呟き部室に向けてあるき出し、跡部は忍足の方に足を向けた
「彩となんか話したん?」
きっと立ち止まり話してる姿を見たのだろう
忍足がそう言えば跡部が向日を見る
「向日に口説かれたって照れてたぞ」
「くそくそ跡部まで!そうじゃねぇっての!!」
笑う跡部の言葉と横顔に忍足はなんとなく違和感を感じ見ていると視線を受けた跡部が忍足を見て眉を潜める
「なにニヤニヤしてんだキモいな、丸眼鏡」
「酷っ」
「ギャハハハ、侑士言われてやんの」
騒ぎながら忍足は今一度跡部をみて見られないようニヤリと笑った
「(…こりゃ、彩と跡部な間になんかあったな)」