功徳
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その後、宍戸の母親に言われるままにお風呂に入れば用意されていた少し大きめなTシャツとズボンに腕を通す
肌着等は母親が買ってきてくれており彩は何度も頭を下げた
「いいのいいの。今度一緒にお買い物行きましょうね」
にこやかに笑う宍戸の母に彩も『是非』と笑う
宍戸家に今一度挨拶とお礼を言えば快く受け入れてもらえ、今は客間に敷かれた布団の中で豆電気で仄かに明るい室内
すでにそれぞれ就寝したのか静まりかえっているが優しい宍戸家の皆がいる空間は安心感がある
『(宍戸先輩…本当に優しい人だな…もう寝たかな…)』
充電している携帯に手を伸ばす
明かりをつければいい時間で寝返りを打つ
メール画面を開き寝る前に交換したばかりの宍戸の連絡先を開く
………………
先輩、本当にありがとうございました
…………………
そうメールを送ると何故か襖の向こう側から小さな音が鳴りきょとんとすれば身体を起こす
先輩?と小さく呟くと一瞬間が開いた後ゆっくり襖があきバツが悪そうに宍戸が顔を覗かせる
「…ょ」
『どうしたんですか…?』
こんな時間に、と小声で聞けば宍戸は頭をかきあー…と唸る
『夜這いですか?』
「ばっ、ちげぇよ!…ちゃんと寝れてるか様子見…問題ないか?」
顔を赤くした宍戸に彩はクスクスと笑い頷く
『問題ないです…先輩にも、ご家族の皆さんにもよくしてもらって…感謝してもしきれません』
本当にそう思っているのだろう、彩の表情に宍戸の目も優しくなる
「なぁ、」
『?』
宍戸が中に入ってきて布団の前に座った彼に彩は首を傾げる
「…名前で呼んでもいいか?」
