孤独
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彼女に会ったんは跡部の婚約者としてやった
部活中、なぜか跡部がフェンスの方に行き誰かと話しているのが見えた為、興味本位で近づき彼女の姿を見た瞬間、時が止まった
跡部と話す姿は綺麗で、慈しむような笑みは目を惹かれた
跡部が何かを言い彼女から背中を向けた時に見せたどこか寂しそうな、でも仕方ない、といったような笑み
「あの綺麗なじょーさん誰や?」
思わず跡部に聞けば返ってきたのは"婚約者"という言葉
さすが財閥の御曹司、確かにもう高校3年…そういうのも出てくるか
「あんな綺麗な子なら跡部も嬉しいんやない?」
そう言いながらもどこか胸の内はモヤモヤしていて浮かべる笑みも引きつってしまう
「なんだ?惚れたか?…なら、やるよ」
「なっ、何言ってんねん…お前の婚約者やろ…」
どこか冷たい目で言う跡部に思わず吃ってしまうも跡部は鼻で笑い今もこちらに視線を向けている彼女に視線を向ける
「親が勝手に決めただけだ…好きでも何でもねぇよ…俺の未来は俺で決める…それに今、色々調査中だしな…」
どこか忌々しげに言う跡部に何も言えなくなってしまい俺は彼女の方を見る
その視線に気づいたのか彼女はこちらを見て一瞬きょとんとした表情を浮かべるもすぐに何処か寂しそうな笑みを浮かべ頭を下げてきた
それに思わずヘラ、と笑いひらひらと手を振り跡部の背中を追った
跡部が彼女と婚約破棄した
それを聞いたのはその後すぐだった
女子達は沸き立ち次は自分が、と媚を売りはじめたと聞いた
なんで、そう思って跡部にそれとなく聞いたら
「あーん?そんなんあいつの親がろくでもねぇ奴らだったからだ…俺様…というより俺の親の恩恵を受けるために縁談を無理矢理こじつけたと聞いた…悪く言えばあいつは親にいいように使われただけだってことだ」
どうやら彼女の親が経営する会社が赤字続きになってしまい何処かで繋がった跡部の親に媚を売って、ということらしい
跡部がそう言いながら目を細めため息を吐く
「そ…れ、あの子は知ってるんか」
「知ってる、というか…話し合いの時に同席させた。あいつもこの件で家から追い出されたと聞いた…あいつも被害者の一人だ…卒業までは氷帝に通えるよう話は通しておいた…俺様が出来るのはここまでだ」
「……………」
親にいいように使われ、自分達の失敗は棚に上げて責められ、そして追い出される
なんて酷い話
こんな親がこの世にいるのか…
「酷い話やな…」
眉を潜め呟くように言えば「まったくだ」と跡部が頷く
「…まぁ、あいつも一応ご令嬢…納得はいかないだろうが理解はできるだろ…どちらにしろこれ以上干渉はしねぇ」
話は終わりだ、と跡部に言われこちらを見た跡部は俺の表情を見て僅かに目を見開き苦笑を浮かべる
「お前…いや、なんでもねぇ…部活に戻るぞ」
部活中、なぜか跡部がフェンスの方に行き誰かと話しているのが見えた為、興味本位で近づき彼女の姿を見た瞬間、時が止まった
跡部と話す姿は綺麗で、慈しむような笑みは目を惹かれた
跡部が何かを言い彼女から背中を向けた時に見せたどこか寂しそうな、でも仕方ない、といったような笑み
「あの綺麗なじょーさん誰や?」
思わず跡部に聞けば返ってきたのは"婚約者"という言葉
さすが財閥の御曹司、確かにもう高校3年…そういうのも出てくるか
「あんな綺麗な子なら跡部も嬉しいんやない?」
そう言いながらもどこか胸の内はモヤモヤしていて浮かべる笑みも引きつってしまう
「なんだ?惚れたか?…なら、やるよ」
「なっ、何言ってんねん…お前の婚約者やろ…」
どこか冷たい目で言う跡部に思わず吃ってしまうも跡部は鼻で笑い今もこちらに視線を向けている彼女に視線を向ける
「親が勝手に決めただけだ…好きでも何でもねぇよ…俺の未来は俺で決める…それに今、色々調査中だしな…」
どこか忌々しげに言う跡部に何も言えなくなってしまい俺は彼女の方を見る
その視線に気づいたのか彼女はこちらを見て一瞬きょとんとした表情を浮かべるもすぐに何処か寂しそうな笑みを浮かべ頭を下げてきた
それに思わずヘラ、と笑いひらひらと手を振り跡部の背中を追った
跡部が彼女と婚約破棄した
それを聞いたのはその後すぐだった
女子達は沸き立ち次は自分が、と媚を売りはじめたと聞いた
なんで、そう思って跡部にそれとなく聞いたら
「あーん?そんなんあいつの親がろくでもねぇ奴らだったからだ…俺様…というより俺の親の恩恵を受けるために縁談を無理矢理こじつけたと聞いた…悪く言えばあいつは親にいいように使われただけだってことだ」
どうやら彼女の親が経営する会社が赤字続きになってしまい何処かで繋がった跡部の親に媚を売って、ということらしい
跡部がそう言いながら目を細めため息を吐く
「そ…れ、あの子は知ってるんか」
「知ってる、というか…話し合いの時に同席させた。あいつもこの件で家から追い出されたと聞いた…あいつも被害者の一人だ…卒業までは氷帝に通えるよう話は通しておいた…俺様が出来るのはここまでだ」
「……………」
親にいいように使われ、自分達の失敗は棚に上げて責められ、そして追い出される
なんて酷い話
こんな親がこの世にいるのか…
「酷い話やな…」
眉を潜め呟くように言えば「まったくだ」と跡部が頷く
「…まぁ、あいつも一応ご令嬢…納得はいかないだろうが理解はできるだろ…どちらにしろこれ以上干渉はしねぇ」
話は終わりだ、と跡部に言われこちらを見た跡部は俺の表情を見て僅かに目を見開き苦笑を浮かべる
「お前…いや、なんでもねぇ…部活に戻るぞ」
