祷
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ある年、お盆の時期が近づき街では夏祭りが始まっていた
そんな中、彩は森に入りしばらく歩く
そして開けた場所につけば目の前に一つの墓石があり目を細め笑みを浮かべればその墓石の前に座る
『伊織、久しぶり…お姉ちゃんがきたよ』
ここに来てしばらくしてリムルと一緒に暮らすようになった時、引っ越しの為に部屋の掃除をリムルと共にしていた時
「彩、これはどこに入れる?」
『ん?あ、それは私が手で持ってく』
「わかった…綺麗な入れ物だけど何が入ってるんだ?」
リムルが手のひらサイズの瓶を眺めながら聞けば『伊織だよ』との応えにリムルは固まる
「………え?」
小さく呟くリムルに彩は荷造りの手を止めリムルの近くにいけばその瓶を壊れ物を扱うように持ち苦笑する
『伊織が死んじゃった時の事話したことあったでしょ?…せめて、と思ってかき集めて持ってきたの……』
あの時は全てに絶望し泣きながらかき集めた
守れなくてごめん
弱くてごめん
不甲斐なくてごめん
『……この瓶は2人で立ち寄った街で伊織が気に入って買ったもので大事にしていたんだよね…そこにかき集めたのをいれてあるの…ごめんね、なんか、重いね』
眉を下げ苦笑しながら言うとリムルの手がそっと彩の手に重なる
その手に彩が顔を上げるとどこか悲しそうな、寂しそうな表情をするリムルと目が合う
「重くなんかないよ…彩が伊織君の事がどれだけ大事だったか分かるし」
『ありがとう…』
リムルに抱きしめられ彩は目を閉じ小さく呟いた
それから2人で話し合い近くにお墓を作ることになりそこに瓶を納めた
『…早いものだよね…もう1年たった…リムルと結婚して今幸せなんだ…この街の人達もいい人ばかりで…』
お墓に向かい近況を話していると心地よい風が頰を撫でる
『伊織はそっちで元気でやってるかな…たくさん笑えているかな…』
目を細めながら呟きお墓に彫られた伊織の名前をなぞると頬に涙が伝う
『……っ』
もっと色々見せてあげたかった
もっと楽しいことを教えてあげたかった
ごめんね、毎年涙なんか見せちゃって…
ここに来るとどうしてもあなたに会いたくなる…
それはもう叶わないけれど…
叶うなら、来世も私の弟になってもらいたい…
また、側で笑ってほしい…
『1人は、寂しいよ…』
そんな中、彩は森に入りしばらく歩く
そして開けた場所につけば目の前に一つの墓石があり目を細め笑みを浮かべればその墓石の前に座る
『伊織、久しぶり…お姉ちゃんがきたよ』
ここに来てしばらくしてリムルと一緒に暮らすようになった時、引っ越しの為に部屋の掃除をリムルと共にしていた時
「彩、これはどこに入れる?」
『ん?あ、それは私が手で持ってく』
「わかった…綺麗な入れ物だけど何が入ってるんだ?」
リムルが手のひらサイズの瓶を眺めながら聞けば『伊織だよ』との応えにリムルは固まる
「………え?」
小さく呟くリムルに彩は荷造りの手を止めリムルの近くにいけばその瓶を壊れ物を扱うように持ち苦笑する
『伊織が死んじゃった時の事話したことあったでしょ?…せめて、と思ってかき集めて持ってきたの……』
あの時は全てに絶望し泣きながらかき集めた
守れなくてごめん
弱くてごめん
不甲斐なくてごめん
『……この瓶は2人で立ち寄った街で伊織が気に入って買ったもので大事にしていたんだよね…そこにかき集めたのをいれてあるの…ごめんね、なんか、重いね』
眉を下げ苦笑しながら言うとリムルの手がそっと彩の手に重なる
その手に彩が顔を上げるとどこか悲しそうな、寂しそうな表情をするリムルと目が合う
「重くなんかないよ…彩が伊織君の事がどれだけ大事だったか分かるし」
『ありがとう…』
リムルに抱きしめられ彩は目を閉じ小さく呟いた
それから2人で話し合い近くにお墓を作ることになりそこに瓶を納めた
『…早いものだよね…もう1年たった…リムルと結婚して今幸せなんだ…この街の人達もいい人ばかりで…』
お墓に向かい近況を話していると心地よい風が頰を撫でる
『伊織はそっちで元気でやってるかな…たくさん笑えているかな…』
目を細めながら呟きお墓に彫られた伊織の名前をなぞると頬に涙が伝う
『……っ』
もっと色々見せてあげたかった
もっと楽しいことを教えてあげたかった
ごめんね、毎年涙なんか見せちゃって…
ここに来るとどうしてもあなたに会いたくなる…
それはもう叶わないけれど…
叶うなら、来世も私の弟になってもらいたい…
また、側で笑ってほしい…
『1人は、寂しいよ…』
