香水
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ここ最近、この街で女性に人気な物がある
それは
「リムル様リムル様、この匂いどうですか?」
「あぁ…良い匂いだと思うぞ」
「こっちの香水も良い匂いですよ」
そう、カイジンとベスターが暇つぶしで作ったらしい香水
花の香料で色々作っているらしい
いい匂いはいい匂いなのだが、ここまで色々な匂いを嗅いでると…
「(気持ち悪くなってくるな…でもそんな事を言ったら皆がっかりするだろうし…他のやつはもしかしたら好きかもしれないし…)」
そっとその場を離れ外に出れば気持ちの良い風が頬を撫でる
そしてふいに自分好みの匂いがしてフラフラと歩き出す
「(この匂いは…石鹸…?)」
匂いを頼りに歩いていると一際強く風が吹く
うわ、と立ちどまると髪を抑え収まるのを待つ
『うわ、風で飛んじゃったよ…』
風が収まると聞き慣れた声がし顔を向ければそこには洗濯ものを干してたであろう彩の姿
地面に落ちた布を拾い上げて顔を上げるとリムルの姿が見え手を振る
リムルが振り返しながら近くに行けば柔らかい石鹸の匂いがふわりと香ってくる
「洗濯か?」
『そ、』
彩ら手に持ったものを再び竿にかける
その洗濯物にリムルが顔を押し付けるが先程の匂いはしない
おかしいな。と思いながら首を傾げていると彩は『なにしてるんですか』と笑う
クスクスと笑う彩を見たリムルは彩の手を引く
急な事にそのままリムルの胸に飛び込んだ彩は思いもよらぬことに固まる
首筋に顔を寄せてクンクンと匂いを嗅いでくるリムルに何事だ、とされるがままになる
「これ、香水?」
『…あー、うん。』
「これ、他の皆のとは違うんだ?」
リムルの行動に納得したように頷けば苦笑を浮かべ頷く
『私、花がベースの香水って昔から苦手でさ…今つけてるのは試作品だっていう石鹸系香水…本当はシトラス系が好きなんだけど……リムル様はこの匂い嫌い?』
「いや、好き」
『それはよかった』
リムルの返答に嬉しそうに笑う彩は微笑んだ
その後、香水をぶちまけて執務室が一時使い物にならなくなり笑顔のリムルが当分香水禁止令を出した
ただ、自分の前だけ、全員に内緒という約束で彩だけは石鹸系香水の使用許可が出たのだった
それは
「リムル様リムル様、この匂いどうですか?」
「あぁ…良い匂いだと思うぞ」
「こっちの香水も良い匂いですよ」
そう、カイジンとベスターが暇つぶしで作ったらしい香水
花の香料で色々作っているらしい
いい匂いはいい匂いなのだが、ここまで色々な匂いを嗅いでると…
「(気持ち悪くなってくるな…でもそんな事を言ったら皆がっかりするだろうし…他のやつはもしかしたら好きかもしれないし…)」
そっとその場を離れ外に出れば気持ちの良い風が頬を撫でる
そしてふいに自分好みの匂いがしてフラフラと歩き出す
「(この匂いは…石鹸…?)」
匂いを頼りに歩いていると一際強く風が吹く
うわ、と立ちどまると髪を抑え収まるのを待つ
『うわ、風で飛んじゃったよ…』
風が収まると聞き慣れた声がし顔を向ければそこには洗濯ものを干してたであろう彩の姿
地面に落ちた布を拾い上げて顔を上げるとリムルの姿が見え手を振る
リムルが振り返しながら近くに行けば柔らかい石鹸の匂いがふわりと香ってくる
「洗濯か?」
『そ、』
彩ら手に持ったものを再び竿にかける
その洗濯物にリムルが顔を押し付けるが先程の匂いはしない
おかしいな。と思いながら首を傾げていると彩は『なにしてるんですか』と笑う
クスクスと笑う彩を見たリムルは彩の手を引く
急な事にそのままリムルの胸に飛び込んだ彩は思いもよらぬことに固まる
首筋に顔を寄せてクンクンと匂いを嗅いでくるリムルに何事だ、とされるがままになる
「これ、香水?」
『…あー、うん。』
「これ、他の皆のとは違うんだ?」
リムルの行動に納得したように頷けば苦笑を浮かべ頷く
『私、花がベースの香水って昔から苦手でさ…今つけてるのは試作品だっていう石鹸系香水…本当はシトラス系が好きなんだけど……リムル様はこの匂い嫌い?』
「いや、好き」
『それはよかった』
リムルの返答に嬉しそうに笑う彩は微笑んだ
その後、香水をぶちまけて執務室が一時使い物にならなくなり笑顔のリムルが当分香水禁止令を出した
ただ、自分の前だけ、全員に内緒という約束で彩だけは石鹸系香水の使用許可が出たのだった