『お邪魔します』

「彩!!」

入ると麻衣が気づき一目散に彩に抱きつく

それによろけながらも受けとめる

『久しぶり。真砂子から話があるって言われてたんだけど…』

そう言うと麻衣は心配そうに応接間に行くように言われる

その表情に疑問をもちながらそれに頷き応接間にいくとナルやリンはもちろん、ぼーさんや綾子、いつものメンバーがそろっている

しかし

『え…

「あ、花岡さんじゃん、久しぶりー。ずっと休んでたから心配したんだよぉ？」

《彩、こいつ?》

『南、さん…がなんで』

同じように座り目の前で手を振ってる南を見て目を見開く

「彩、こちらへ」

いつの間にか隣にきた真砂子に手を取られ応接間の隅に移動する


『…どういうこと』

《彩、帰ろ》

悲しそうに真砂子を見て銀は視線をそらし南を見て唸ってる

「もう少し、もう少しだけ待ってくださいませ」

ぎゅうと悲しそうに真砂子に手を握られれば彩は振り払う事ができなかった






「ねえ、渋谷さん。花岡さんまで呼んでどうしたの?あ、もしかして私の紹介?」

うれしーと一人ではしゃいでる南と周りの温度が違いすぎてることに本人は気づいてない