記憶
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「ふえー、凄いねぇ」
『前の諏訪の屋敷を思い出すよね』
あのときは大変だったねぇ、と思い出話をしているとナルの行くぞ、という言葉に頷いた
今回の依頼はいわく付きの屋敷
ここ半年で死者が5人…何かに首を噛まれたことによるショック死
玄関前に遺体が横たわっていたと
鍵がかかっているはずなのに中の広間に大量の血痕
事件性も考えられたがどれだけ調べても犯人はおろか目撃者もない
屋敷自体は売りに出されており前の持ち主が最初は疑われたがアリバイもあり、足も悪くしていて車椅子がないと移動不可。しかも事情聴取の最中に次の被害者が出てきた
持ち主は気味悪がって誰も入れなくしてあるにも関わらす気付くと誰かが亡くなっている
ただ共通していることといえばこの屋敷を購入するか検討中の人達…そして女性
今回の任務に女性陣を連れて行くのはやめたほうがいいと話に出たが彩は黒蝶としても同じ依頼が来ていたようで自ら参加表明
麻衣達には辞退を勧めたが彩がいるなら、と参加になったのだ
『皆、お守りちゃんと持ってるよね?』
「もちろん!」
それぞれがお守りを出せは安心したように彩は頷き屋敷を見上げる
『(銀、ここはやばい…外からでも分かるくらいの怨霊がいる…しかももうこっちに気づいてるから最初から何かしかけてくるかもしれない…)』
《(…だね。気をつけてよ)》
『渋谷さんストップ!』
「ナル!離れてくださいまし!」
銀の言葉に頷くと彩は扉を開こうとするナルを止めると同時に扉からナルの身体をリンが離す
それに驚いたナルは叫んだ黒蝶としての彩と真砂子を訝しげに見てくる
『渋谷さん、ちょっと厄介だよ。…もうあっちはこっちに気づいてる。真砂子…わかるよね?』
「え、ええ…すごい悪意がこちらに…ですが、何か誘ってるように離れて行きますわ」
顔を青くした真砂子をぼーさんに引渡せば麻衣達も身体を固くしぼーさんが前に立つ
ナルもリンも表情を固くし屋敷を見上げる
『(罠か…ただ警戒してるか……)麻衣達は外に居て。ぼーさん達は万が一のために麻衣達から離れないでください』
「彩は」
『1度様子だけ見に中に入ります』
「あ、危ないよ!」
『大丈夫大丈夫。先に外のカメラ設置お願い』
安心させるように微笑めばでも、と麻衣が食い下がる
『麻衣、私は黒蝶よ?万が一なにかあったとしてもしても一人のほうが身軽に動けるし』
問題ない、と言えばナルに顔を向ける
『…渋谷さん、カメラ入れるにしろ確認は必要でしょう。先に外のカメラ設置を優先してください』
「彩、一人では危険です。」
『銀が居ます』
リンの言葉に微笑めば隣の銀が尻尾を振る
《安心してよ》
銀にまで言われてしまえば何も言うことは出来ずリンはナルに目線を向ければ諦めたように頷く
「危険だと思ったらすぐに出てこい」
『分かった』
ナルの視線に頷いた
『前の諏訪の屋敷を思い出すよね』
あのときは大変だったねぇ、と思い出話をしているとナルの行くぞ、という言葉に頷いた
今回の依頼はいわく付きの屋敷
ここ半年で死者が5人…何かに首を噛まれたことによるショック死
玄関前に遺体が横たわっていたと
鍵がかかっているはずなのに中の広間に大量の血痕
事件性も考えられたがどれだけ調べても犯人はおろか目撃者もない
屋敷自体は売りに出されており前の持ち主が最初は疑われたがアリバイもあり、足も悪くしていて車椅子がないと移動不可。しかも事情聴取の最中に次の被害者が出てきた
持ち主は気味悪がって誰も入れなくしてあるにも関わらす気付くと誰かが亡くなっている
ただ共通していることといえばこの屋敷を購入するか検討中の人達…そして女性
今回の任務に女性陣を連れて行くのはやめたほうがいいと話に出たが彩は黒蝶としても同じ依頼が来ていたようで自ら参加表明
麻衣達には辞退を勧めたが彩がいるなら、と参加になったのだ
『皆、お守りちゃんと持ってるよね?』
「もちろん!」
それぞれがお守りを出せは安心したように彩は頷き屋敷を見上げる
『(銀、ここはやばい…外からでも分かるくらいの怨霊がいる…しかももうこっちに気づいてるから最初から何かしかけてくるかもしれない…)』
《(…だね。気をつけてよ)》
『渋谷さんストップ!』
「ナル!離れてくださいまし!」
銀の言葉に頷くと彩は扉を開こうとするナルを止めると同時に扉からナルの身体をリンが離す
それに驚いたナルは叫んだ黒蝶としての彩と真砂子を訝しげに見てくる
『渋谷さん、ちょっと厄介だよ。…もうあっちはこっちに気づいてる。真砂子…わかるよね?』
「え、ええ…すごい悪意がこちらに…ですが、何か誘ってるように離れて行きますわ」
顔を青くした真砂子をぼーさんに引渡せば麻衣達も身体を固くしぼーさんが前に立つ
ナルもリンも表情を固くし屋敷を見上げる
『(罠か…ただ警戒してるか……)麻衣達は外に居て。ぼーさん達は万が一のために麻衣達から離れないでください』
「彩は」
『1度様子だけ見に中に入ります』
「あ、危ないよ!」
『大丈夫大丈夫。先に外のカメラ設置お願い』
安心させるように微笑めばでも、と麻衣が食い下がる
『麻衣、私は黒蝶よ?万が一なにかあったとしてもしても一人のほうが身軽に動けるし』
問題ない、と言えばナルに顔を向ける
『…渋谷さん、カメラ入れるにしろ確認は必要でしょう。先に外のカメラ設置を優先してください』
「彩、一人では危険です。」
『銀が居ます』
リンの言葉に微笑めば隣の銀が尻尾を振る
《安心してよ》
銀にまで言われてしまえば何も言うことは出来ずリンはナルに目線を向ければ諦めたように頷く
「危険だと思ったらすぐに出てこい」
『分かった』
ナルの視線に頷いた