三羽
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次の日の朝、彩は早くに目を覚ましてしまい起き上がり体が昨日より動く事を確認すると医師に診察してもらった
「しばらく激しい運動をしなきゃ大丈夫だよ」
そう言われお礼を言うと彩は外に出た
『いい天気…』
まだ早い時間の為開いてる店は少ししかない
彩は少し考えた後、今まで自分が乗っていた船に向かった。
『静かなものね…』
誰も外に出ていない船
中では皆足の治療をしているのだろう
主が居なくなったと知ったらどうするんだろ…
彩はそっと目を閉じると自分の影に呑まれていった
そして花岡が目を開けると自分の船室
『(さっさと必要なもの持っていこ…)』
タンスから鞄を取りだし服や銃の手入れ道具、様々な物を入れていった
『入れすぎたかな…』
ポツリと呟く彩の目の前にはパンパンに膨らんだ大きな鞄
それを影まで引きずり置けばズブズブと沈んでいく
それを見届けてから彩は船員がいるであろう医務室に向かった。
…ガチャ
『こんにちは』
「「「「「!?」」」」」
普通にドアを開け入ってきた彩に船員は驚く
「て、てめぇ!何しに来やがった!ルドルフ船長に殺られたんじゃ…!」
『あいつならもうこの世にいないよ』
「!」
怒鳴りながら言った船員の言葉に彩はさらりと返す
それ聞くと驚き段々蒼くなっていく
あのルドルフ船長が!?
まさか!
けど彩が生きてて船長が帰ってこねぇって事は…
一気に騒がしくなった室内には様々な言葉が飛び交う
。