一羽
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
部屋に戻った彩はベルトに挟んである銃を取り出し手入れを始める
黙々と続けるも先程のルドルフの言葉を思いだし手を止めた
『…明日になれば、分かる、か…』
それは本当だろうが、昼間までは仲間だった筈の人物も明日になれば居なかったように扱われる。
……いつか私もそうなるんだろうな…
目を閉じ自嘲気味に笑えば銃に目を向ける
『…ねぇ、父さん。私、どうしたら良いんだろうね…私の夢は叶うのかな……いや、必ず叶える…人を苦しませるだけの海賊を…ルドルフを…
潰す』
呟くように言えば拳を握り、壁を殴る。
響くような痛みになんの感情も現れず、一度ため息を吐けば途中だった手入れを素早く終わらせ布団に潜り込んだ
「ふは~…思わぬ収穫だぜ…」
呟きを聞かれていたとは知らずに彩は眠りについた
。