三羽
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…ガチャ
『あ、ロロノア…もう皆宿に行ったよ?』
入ってきたのはゾロだった。手には四角い包みを持っている
「あ?あぁ、ちょっと時間かかってな…ほら」
そう言いながら包みを彩に渡す。
彩は首を傾げながら受けとると中身を見て驚く
『っこれ!』
「昨日お前が倒れた後、戻ってきた武器屋のおやじ捕まえてな…治るか聞いたら、基は壊れてないから大丈夫だろってよ…今日の昼間には終わる筈だったんだが、少し時間かかってな。よかったな…ここに優秀な職人がいて」
そう、彩が倒れた後ゾロはバラバラになった部品を集め武器屋に持っていってくれたのだ
『っ、ありがと…』
それを大事に懐に抱いた彩は言う
『あ、けどお代は?』
ほぼ最初から組み立てたのだ
相当なお金がかかって当然。
しかし、その言葉にゾロは首を振る
「この村を助けてくれたからお代はいらねぇってよ。」
彩は言葉を無くし、より強く銃を抱いた
「……じゃあ俺は戻る。お前は休まなきゃいけねぇんだろ」
ゾロは頭をかきながら言えば去ろうと背を向ける
しかし彩は引き留める
『ちょっと待って…』
「あ?」
引き留める声にゾロは振り返る。それを見て彩はしっかりとゾロの目を見るが、言いずらそうに目線を泳がせる
『昨日は泣きついたりしてごめん。…この銃、本当に嬉しかった…ありがとう………皆は、私が仲間になることを受け入れてくれたけど…ロロノアは……』
。