二羽
夢小説設定
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そのまま辺りをブラブラしていると、またもや昨晩見たような姿。
『(なんでこう…会うかな。まぁ、ほとんど住民がいないからってのもあるか…)』
露店と化してる小さな服屋の前にはオレンジ色の髪をした女の人。服を買おうと悩んでるのか鏡に向かって険しい顔をしている
彩は少しそれを見ているが、何となく近寄り売り物の白いブラウスと赤のスカートを手に取る
『これなんかどう?』
「っ?!え,あ、ありがとう」
いきなり知らない人に話かけられ驚いたナミは一歩後ろに下がったが差し出された服に目を持っていき受け取る
それをぎこちない動きで照らし合わせる
思っていたより良い感じ…
「………これ、いいわね。…どう?」
『うん。すごく似合ってる…(そろそろ船に帰らなきゃ何言われるかわからないな…)』
見せてきたナミに微笑みながら頷けばナミも小さく笑い再び鏡を見る
今のうちに、と彩はもう一度笑みを浮かべるその場から消えた。
ナミは買う決心がつき、彩にお礼を言おうとするが、振り返っても誰も居ず、呆然と立ち尽くしかなかった。