白月ユウ
一言で言えばめっちゃくちゃ綺麗。明るめなグレーな髪で腰位まである
目は切り目な二重でブラウン

スラーっとしてて物腰は柔らかい
もう仲良くなった織姫とかと行動してることが多い

そして

『ルキアー、次移動だから一緒に行こー』

「うむ！」

警戒しろって言ったのはお前だろ！というように頭を抱えた一護だったがいつの間にか仲良くなっていた相棒に苦笑いしか出てこない

屋上です話した翌日の放課後には名前呼びでこんな感じだったのだ

女は凄い
その夜家で聞いたら

"ユウと話したんだがな、凄くいい子だ！和菓子の話で盛り上がって今度一緒に行くことになったんだ！"

「(懐柔されてるわけじゃねぇよな…)」

廊下を歩きながら前を歩くルキア達をみて思うも、どうみても普通の女子にしか見えない

「あ、ユウ、今日の放課後にでも買いに行かないか？」

『あ、ゴメン。私今日バイトなんだ』

バイトしてるのか…まぁ、俺には関係ねぇけど

落ち込みながらもまた笑顔で話すルキアと白月の声を聞きながら横で色々騒いでは水色にあしらわれてる啓吾に鉄槌を下した

さっきから教科書の角が腹に当たって痛ぇんだよ！







『黒崎くん』

「ん？」

しばらくたったある日の放課後、帰る準備をしていると後ろから声をかけられ振り返る。そこには白月が佇んでいて、オレンジ色の夕日がとても彼女に生える

「あれ？ルキア達は？」

『先に帰ったよ』

そういや、遊びに行くって啓吾達も騒いでたな
気が向いたら合流するっつといたけど絶対五月蝿いから行かねぇ

「お前も行くのか？」

『行かないよ？』

じゃあなんか用事でもあるのか？と見るが

「…なんだよ」

じーっと自分を見てくる白月に思わず眉をひそめる
この視線は好意、興味、なんてもんじゃない

これは



『黒崎くん…あなた、ルキアと同じなんだね。死神、さん？』

ニコリと口端を上げて妖美に微笑む白月の目線は



憎悪だ